がっこう。
「尚のせいで遅刻するとこだったじゃない!!」尚に怒鳴る。
「悪かったって、でも間に合っただろ?」
実に尚らしい答えにむかつく。
「間に合わなかったらどうしてたのよ!!」
尚は少し考えて笑顔で言った。
「遅刻?」
あまりにもむかついたので腹を一発殴る。
「ゲフッ!?」
尚は腹を抱えてうずくまる。
少しスッキリしたため尚を放って教室に向かう。その時廊下で何か人影をみたような気がしたが振り向くと誰もいなかったのでそのまま教室に向かった。
教室に入ると丁度チャイムが鳴った。
「ふぅ、本当にギリギリだったわね。」花織も私のすぐ後に教室に入ってきた。
「尚は?」
「あれ?さっきまで私の後ろにいたんだけどなー。」
花織は不思議そうに考えていた。
「まあ、後でくるでしょ。」
「そうだね。」
私達は席について午前の授業を受けていたが、それにしても尚がいつまでたってもやってこない。
3限が終わったのに尚はまだ教室に来ていなかった。
「花織、尚はどこに行ったんだと思う?」
「うーん、保健室とか?」
確かに朝に殴ってしまったがそこまで強かっただろうか?
いつもと同じぐらいにしか殴っていないはずだ。
「まあ、4限が終わっても来なかったらお昼に探しに行こう。」
「わかった。」
花織と約束して4限目の授業を受けた。




