勇者と魔王 ~地下迷宮の底で裏切られた二人~
「ふっはっはっはっは、よくぞ来た勇者よ。我が下まで生きて辿りつけたこと、まずは褒めてやろう」
「まったくだぜバカ魔王さんよ、どんだけ階層あるんだっつーの。地下210階とかなんのバグだよ、ファミコソじゃ容量足んねーぞ」
魔物ひしめく魔王の地下迷宮、その最深部に位置する魔王の間に一人の青年が訪れていた。
ダンジョンに潜む凶悪な魔物たちの攻撃を受け止めるにはあまりに頼りなく思える軽装備に身を包んで、ニヒルな笑みを浮かべているその青年の肩書きは勇者。
約500年前にこの世界を支配するべく現れた魔王を見事退治し、封印してみせた勇者の末裔――正真正銘の勇者であった。
勇者は、玉座に座りこちらを見下している魔王を、どこか物珍しそうに監察した。
「……しっかし、魔王が女だって噂は本当だったのかよ……」
「ククク、強者に男も女もない。我はただ魔王であるが故に魔王なのだ」
魔王の放つ禍々しいオーラとその見た目との差異に、勇者は息を飲んだ。
あちこち破れた不気味な漆黒のマントをまとい、肩に厳めしいアーマーを装着しているものの、肩幅は少女のように華奢で、その上にある端正な顔も美少女と呼んでなんら差し支えのないもの。悪魔や骸骨の意匠がなされたビキニアーマーからのぞく素肌も純白で美しく、成熟する直前の果実を想起させるような体つきは充分に魅力的であるといえた。
それだけに、魔王から漂う膨大な魔力の気配はより不気味でおぞましいものに感じられた。
「へっ、女の子に手を出すのは俺の流儀に反するんだが……相手は人間じゃねえし、ノーカンだよな」
勇者は、そんな魔王の圧を意にかけぬように軽口をたたくと、右手で剣を構え反対の手で首から下げたペンダントを握った。
「ほう……それが噂に聞く王女の智恵か」
王女の智恵――それは勇者がここまでたどり着くために幾度も利用したマジックアイテムの名前。効果としては、遠く離れた城にいる王女に対して、握り締めながら喋ることで言葉を魔力にかえて転送することが出来るというもの。
凄い効果だが、一見すると冒険と無関係なように思える。しかし、魔物に対する知識を豊富に持つ王女に相談することで、強敵と相対しても弱点をすぐに見つけ出し戦闘を有利にすすめることが出来る。
勇者はこうして、王女との精緻なコンビネーションのもと難敵を撃破してきたのである。
「ここ最近は王女が体調を崩しているらしくて会話出来なかったが、さすがにこの時くらいは無理をしてもらうぜ」
言いながら手に魔力をこめ、言葉を魔力へと変換していく勇者。
「クク、遠距離間のコンタクトは貴様だけの技だと思うでないぞ?」
「なんだと?」
訝る勇者に対して魔王は薄く唇を歪めてユラリと立ち上がった。
「貴様が逃げられぬよう、今からこの迷宮の出口を固めてもらうとしよう。我が忠実なる右腕――バリアスよ! 我が求めに応じよ!!」
懐から取り出した水晶を天に掲げ、そう言い放つ魔王。
「くっ、王女! 500年前の古臭い文献の知識でいい、魔王の弱点及び攻撃方法を頼む!」
勇者と魔王――二人の言葉に応じて言葉がそれぞれのマジックアイテムより返されるのはほぼ同時だった……!
『……勇者様、非常に申し上げにくいのですが、全ランダートーム国民(私含む)の総意により、勇者様には死んでいただくことになりました。今丁度魔王地下迷宮の入り口に全軍隊を揃えておりますので、後ほどそちらに到着いたします。それまでに覚悟を決めておいてくださいまし………………………………………さよなら』
『魔王様、僭越ながらこのバリアスめは謀反を起こさせていただきます。理由は自分の胸に手をあてて、よーく考えてみてください。というか、わからないとか言ったらマジで殺します。わかっても殺します。今正に地下迷宮の入り口に大陸全土の魔物を揃えて出撃準備を行っておりますので、もうしばらくで到着いたします。それまでに自害の方をどうかよろしくお願いいたします』
………………。
「「――え?」」
*
「……で、どうするよ魔王さん」
「どうするもなにも……」
玉座の前で向かい合って座り込み、すっかり覇気のない表情で話し合う勇者と魔王。
数分前にお互い信じがたい宣言を受け何度も問い返してみたものの、精々反乱理由を教えられたぐらいで、それきりマジックアイテムより言葉が返ってくることはなかった。
また、魔王が別の水晶を使って現在の地下迷宮入り口の模様を映し出してみたりもしたが、おびただしい数の武装した人間と魔物が結託し、迷宮へと流れ込んでいる映像が映るだけだった。
……早い話が、勇者は人間に、魔王は魔物に裏切られたと信じざるえをえなくなった。
あまりにも予想外な方向への急展開に、もうどうすればいいのかわからなくなった勇者と魔王は、その行き場のない怒りのような感覚を双方へと向け合っていくのであった……。
「そもそも、魔王さんは何で裏切られちゃったわけ? 人望なかったの?」
「……我が右腕バリアスが言うには、我が500年の眠りより目覚めてこのかた一度も侵略行為をしなかったかららしい」
バツの悪そうな表情で呟く魔王の言葉に、勇者はわかりやすく驚く。
「えっ、そりゃマズいだろ。だって魔王さんは魔王なんだろ? 魔王なんだったらちゃんと悪いことしなきゃ。……ちゃんとって変な言い方だけど」
「何を言う! 我は500年の間封印されていたのだぞ!?」
自分をとがめる勇者に対し、魔王は形の良い眉を吊り上げて反論する。
「その間ヒマでヒマでずぅっとごろごろしていたのだぞ!? 出来ることなんて精々魔道書を読んだりお昼寝をしたりするくらい! 急にたたき起こされて世界征服しろなんて言われても困るのだ!!」
「え、なにその封印の概念そのものを覆すトンデモ発言」
「我の気持ちも考えて欲しいものだまったく……まずは充分に体を慣らしてからだな……」
ぷんぷん怒っている魔王に対して、勇者は冷めた目でツッコミを入れる。
「……えーと、魔王さんの話をわかりやすくまとめると――『500年の間本を読んだり昼寝したりの引きこもり生活を送った結果、怠けグセがついて働くのが嫌になった』ってことでオッケー?」
「違う! 誰が引きこもりだ、そっちが閉じ込めたんだろうが!」
「怠けグセ云々についてはツッコまないのか……」
「…………だって、我そんな面倒なことしたくないしぃー」
視線を逸らしながら間延びした声で言い訳を口にする魔王。
「おまっ、今時の城下の若者か!」
「平和が一番。現状維持こそ素晴らしい。戦争など二流者のやることなのだ」
「悪者っぽくない!!」
「ベッドはふかふかだし、ご飯はおいしいし、我は今の生活になんの不満もないのだ。ククク」
「お前実はただの可愛い人だろおい!」
流れるように繰り出される魔王の問題発言(魔王として)の全てにツッコミを入れ切った勇者に対し、今度は魔王が問いかける。
「そういう貴様は、どうして人間に裏切られたのだ? こうして我が下まで辿りついているところを見ると、ちゃんと勇者としての務めは果たしていたようだが……」
「俺……? 俺はなんか、よく知らんけど窃盗罪だとかで……」
「貴様……もしかして見ず知らずの相手の家でタンスをあさったりしたのか?」
「え、駄目なのか? 俺の先祖はふつーにやってたっぽいけど」
「それは500年前の話だろう? 今の法治国家の時代にそんなことをやってどうするのだ」
「ええー……てっきり勇者だったら見逃してもらえるものとばかり……」
「現行犯で捕まらなかったのが不思議なくらいよの――……しかし、命を狙われるほどの悪事とは思えぬが……?」
尊大な口調とは裏腹に可愛らしく小首を傾げる魔王。
「あとはその……俺ってば世界を救ったらランダートーム国の王女と結婚することになってたんだけど……浮気してんのがバレた」
「世界を救う勇者様が浮気!? それは駄目に決まっているだろう勇者よ。というか、個人的にそんな男は我も嫌いだ」
「しかもなんつーか、『俺勇者だしぃ、世界救った暁には漏れなくキミ英雄の妻だぜ!』みたいな口説き方を何人にもしてたのがマズかったらしくて……大陸全土の女性と――……あと配偶者のいない男から多大な恨みを買ったらしい」
「じ、自業自得過ぎるのだ……」
顔を引きつらせて言う魔王に、勇者はここぞとばかりに言い返す。
「確かに今言った二つは俺のせいだが、一番の理由はお前――魔王さんのせいなんだぞ?」
「わ、我のせい……?」
「ああ、『ぶっちゃけ魔王の行動はそんなに実害出てないじゃん、むしろあの勇者(笑)の方がムカつくー。それなのに魔王倒した者として讃えなきゃいけないとかマジたえられないんですけど』ってな感じに相対的に引き下げられたんだよ俺の評判が!」
「なんなのだその議論の余地のない逆ギレは!」
勇者の無茶苦茶な言い分を魔王が一蹴して、場には一旦の静寂が訪れる。
なんだかんだと言い合いをして現実逃避してみたものの、徐々に重くのしかかってくることの重大さに、おのずと口数が減っていったのだった。
「……なんかさ」
次に口を開いたのは勇者だった。
「うむ?」
「人間も魔物も全然こねーじゃん。ドッキリだったんじゃね? あれ」
「いや、今集団は27~29Fにまたがってこちらに向かっている」
魔王が細い指を水晶の前で不規則に動かし、29Fの模様を映し出してみせる。
「この鬼気迫る表情は、ドッキリではないだろう。少なくとも、我の配下はこんなに演技上手ではない」
「……あそう」
…………。
「……なあ、それじゃあどっか隠し通路とかないのか?」
「――隠し通路?」
「そう、こっそり地上のどっかとつながってるー、みたいな。なんなら異世界への扉でもいいけど」
「魔王は常に不退転の覚悟だからな、そんなものは作っていない。決して面倒だったわけではない、決して。しかし、もしあったとしたらどうするつもりだったのだ?」
逃げたところで貴様一人では何も出来んだろうに、と魔王はたずねた。
「いやー、なんかもー俺と魔王さん二人で、どっか新天地にて暮らすのも悪くないかなぁなんて」
「何故我が貴様のような人間風情と暮らさねばならんのだ……だいいち、貴様と我にどれほどの寿命の差があると思っておるのだ、ものの数十年で滅びるわ」
「え? そりゃあ魔王さんがガンガン子供を産んでだな……」
「貴様、我をからかうとはいい度胸だ、今すぐに殺してやろう」
ユラリと立ち上がり、先ほどまで萎んでいた魔力をみるみる拡大させていく魔王。
「あれ? 俺何か俺地雷踏んだ? でも別にからかってるつもりは微塵もないんだけどな。魔王さん俺のタイプだし」
勇者は魔王の全身を満遍なく見つめて言う。
その言葉に魔王は遂に激怒し勇者を消し炭に――なんてことはなく、突如魔王はへにゃへにゃと座り込んでしまった。
「……い、今なんと申した? 我が……たいぷ?」
「え、うんそりゃもードストライク! 今まで出会った女の子の中で一番可愛いかも!」
ヘラヘラと軽薄な笑みを浮かべて調子のいいことを言ってみせる勇者。普通、ここまで信用ならない甘言に引っかかる女性はいない。
……しかし、今勇者の目の前にいるのは普通の女性ではなかった。
「ふ、ふん! そそ、そんな見え透いた恥ずかしい冗談、わ、我にはお見通しにゃのだぞっ!!」
――人間の男なら誰もが羨むような容姿をしていながら、魔王という立場のせいで生まれてこのかた数百年、誰にも言い寄られることのなかった魔王は、思いっきり引っかかって動揺した。それはもうカワイそうなくらいに。
「え、ちょ、魔王さん今噛まなかった? しかもこのレベルで恥ずかしいって、魔王さんひょっとして未経験? つーか、処女?」
ニヤニヤと下卑た追求をする歴代一女癖の悪い勇者と、みるみる顔を赤くしていく処女の魔王。
この状況を見て、一体誰が二人は殺しあう間柄であると思うだろうか。
「なぁっ!? しょ、しょしょ、しょ――とか貴様、そんな軽々しく! 恥を知れ恥をぉ!」
「えぇー、処女なのにそんなふしだらな格好してる魔王さんに言われたくないなぁー。そのビキニアーマー、ほとんど水着じゃん。むしろ布じゃない分エロさが上がってるし。まあ、ビキニだから当然といえば当然だけど」
「ちが、違う! これは魔力を高めるための魔族に伝わる魔法の装具で……」
「どんな理由があるにせよ、俺みたいな若い男の前で肌をさらしてるのは事実じゃん」
「うぅ、うぅぅ……み、見るなぁっ……!!」
今更になって恥ずかしくなった魔王が、手で胸や股を隠すものの、その行為はますます勇者の興奮をあおるだけで……。
「クケケ、ちょっと味見してやろうか……魔王ちゃーん、俺とイイコトしようぜぇー」
両手をワキワキと卑猥に動かす勇者を前に、魔王はヒッと息を飲み、お尻を地面につけたまま数歩後ずさるが、すぐに壁際まで追い詰められる。
「クケケケケケケケ、大丈夫、痛いのはさいs――」
「――死ねっ!!」
「はっっっぐぅっっ!! ぅっ、っっっっっーーーーーーー!!!!」
今まさに勇者が飛びかかろうとしたその刹那、魔王の渾身のアッパーカットが直撃した。どこにとは言わないが、勇者のナニかに。
*
「あの、マジごめんなさい。同族に裏切られたショックとか、誰もいない地下に二人きりとか、思い返せば数日前から出会う女性全てに冷たくされてたのとかが相まって、つい調子にのってしまいました。もうしません、ごめんなさい」
長時間にわたる悶絶の末、勇者は平身低頭地面に接吻をしながら心の底より魔王にそう告げた。
「次は本気で潰してやるのだ♪」
「ひぃぃ」
勇者は震え上がった。
*
それからまた数刻、勇者と魔王に反乱を起こした人間と魔物たちが地下迷宮の最深部に近づくにつれ、勇者と魔王――徐々に二人から余裕はなくなっていった。
「なあ、ここお前の本拠地なわけだろ?」
「……?」
「なんかこう、最終兵器みたいなのないのかよ、大陸破壊爆弾ー、みたいなの」
「あるわけがないだろう、貴様は馬鹿か」
魔王の素っ気無いリアクションにカチンときた勇者は、目くじらを立てて反論する。
「王たるもの何事にも万全を期すべきだろうが! そんなだから配下に裏切られるんだよ」
「魔王たるもの、如何なる状況も己が力で切り抜けるべき! 当然であろう!」
「つーか、よく考えたらもう裏切られた時点でお前魔王さんじゃねぇだろ、ただの魔物だろ」
「なっ、そんなことを言ったら貴様こそただの愚者ではないか。全同族の恨みをかうなど……」
「それだけ影響力があるってことだよ俺は」
「クク、モノは言いようよな」
「んだとてめぇ……やんのかおら」
「人間風情が、この魔王様に勝てると思っているのか」
「はっ、ぼっちの魔王様(笑)が。殺してやんよ!」
「貴様ぁ……!」
勇者は愛用の剣を構え立ち上がり、魔王もマントをはためかせて立ち上がりそれに応える。
「美少女だからって何でも許されると思うなよこのくされ魔物が……」
「ふっはっはっはっは、ハラワタを喰らい尽くしてやろう人間!!」
――かくして魔王と勇者の世界一醜い争いが始まった……。
*
数時間後、どちらともなく床に倒れ伏し、争いは一応の決着をみせる。
「はぁ……はぁ……お前、引きこもりのくせにやるじゃねぇか……」
「貴様こそ……人間の分際で、500年前より遥かにパワーアップした我の魔法についてくるとは……」
大の字になって青息吐息のまま喋り続ける二人。
「認めるぜ……」
「うむ?」
「認めてやるよ、お前は配下が一人もいなくても魔王。魔物の王だ。今まで戦ったどんな奴よりも桁違いにつえぇ」
「クク、そういう、貴様、は……我に挑む勇気と実力を持った真の勇者。500年前に戦った貴様の先祖よりも数段上よ」
お互いのことを褒めあった二人はよろよろと体を起こし、ニッと笑い合って固い握手を交わした。……それはもう背景に夕陽が見えるくらいに。
握手を交わした後は、お互い戦闘の疲れもあって無言だったのだが、不意に勇者が口を開いた。
「なぁ魔王さんよ、ちょっとくだんねーこと思いついたんだけど、言っていい?」
「いいだろう勇者よ、発言を許そう」
「どーも。あの、俺らさ……こんだけぶっちぎりで強いんだったら、俺らが手を組めば世界征服できんじゃね?」
「…………」
「…………」
逡巡のち、二人は誰が言うでもなく立ち上がった。そしてそれを合図にしたかのように――、
「さあ覚悟の方は出来ましたか勇者様!」
「魔王様、どうやらまだ死んでいないようですので、私めが引導を渡しに参りました」
けたたましい音とともに地下迷宮最深部、魔王の間の扉がぶち破られ、現れる通路いっぱいに敷き詰められた人間と魔物の群れ。反乱者たちの到着であった。
しかし大量の殺意を向けられている当の二人は全く動じていない。むしろその表情には笑みが浮かんでいた。
「魔王さんよ」
「何だ勇者」
「俺は勇者だから、魔物を倒すわ」
「そうか、では我は魔王ゆえに我が魔力で人間どもを喰らいつくそう」
「了解、そんじゃー――」
「行くぞ魔王!」「行くぞ勇者よ!」
――この哀れな勇者と魔王の逆襲は、後に『人魔頂上決戦』と呼ばれ、いかな数的不利もものともせぬ、真の強者は存在するということを世に知らしめることになるのだが、それはまた別の話である――。
頭の悪い短編でごめんなさい、どうも、著者です。
なんかもう、R15という言葉の意味がわからなくなってきた今日このごろ。
創作活動が全体的にやる気不振だったので、一分ぐらいで考えた話をリハビリ的に書いてみました。しっかし、いったいどの層を狙ってるんでしょうね、需要がさっぱりわかりません。
長さの関係上、勇者と魔王の醜い争いをカットしちゃったので、バトル分補充も兼ねて『勇者と魔王 ~人魔頂上決戦編~(やっぱりギャグ押し)』とか、王女様やらを絡めての魔王さんと勇者のラブコメ的なのをやろうかなぁなんて思わないでもないんですが……。 如何せん気まぐれな私ですので、希望の声が出ない限り絶対やるとは言えないです。無責任でごめんなさい。
ではまたナニかドコかで会えることを願って。
さよ~なら~ ヒラヒラ