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非日常Dive  作者: 東ゃ
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朝目がさめたら……

やっちまいました 反省も後悔もしている

 『ピピピピっピピピピッ起きなさいっ!遅刻するわよっ!ピピピピッピピピピッ起きなさいってばっ!もうっ!ピピピピッピピピピッお、起きないと『ガチャッ』………』



 この色々と突っ込みどころが多い目覚ましのアラームを止めることから俺の<佐倉 雅斗>の一日は始まる。



「……ふわぁ……っ」



あくびをひとつ漏らしながら俺は起き上がる。




あれ?




 俺の部屋の天井ってこんなに高かったっけ?いや、なんか今一瞬変な違和感を感じたから部屋を見回してみたんだ。そしたら天井が高くなってたんだ。てか俺の部屋の物の位置が全体的にいつもより上のような気がするんだが。

 

  

 寝起きだから寝ぼけてるんだろ。そうだそういう事にしておこう。なんか原因を考えることが少しめんどくさくなったので俺は部屋を出て顔を洗うために洗面所に向かうために部屋を出ようとしたが、



『ズルっ』




「わっ……」



急に踏み出した右足がなにかに引っかかった感触がしたと思った瞬間俺の体は中を舞ったと思ったと思った刹那『ドンっ』と派手な音と立ててフローリングの床の上と熱いキッスをしていた。



 まぁ、簡単に言えばなにかにつまずいてこけただけなんだが。って、言ってる場合じゃない。痛い。とりあえず思いっきりおでこ打った。割れるんじゃないかってくらいたい。それにおでこ以外にもいろんなところが痛いがとりあえずおでこの痛みがやばい。



「っち……」



 舌打ちをひとつ打っちながら左手で鈍痛が走る額をおさえる。そしてほかの箇所もどうかなってないかと思い自分の体に目を向けたらとんでもないことに気がついた。



 「あれ?このTシャツこんなでかかったっけ?」



 

寝巻き代わりに着ているTシャツは襟が少しはだけた状態になっており右の鎖骨が見えており裾はひざあたりまで来ていた。そしてその下に履いているジャージもものすごくすそが余っている。例えるなら時代劇に出てくるえらい人が引き摺ってる袴のすそみたいな状態になっているのだ。



 「これで躓いたのか?」と俺はすそをつかみながらそうつぶやく。まったく迷惑な裾だ……







ん、ちょっと待とうか。うん、おかしいよね。







 なんで昨日までジャストフィットではないけどいい感じにユルユルで着心地が良かったTシャツとジャージがゆるゆるを通り越してブカブカになっているのだろうか?



 てか今気がついたんだが俺の手ってこんなに小さかった?しかも小さくなっただけじゃなくて指は細くなってるし爪がきれいになってるしなんか肌が滑々してる。それに加えて腕全体も細くなってるし。



 「ははは、なんか女の人の手みたいだな」



とものすごく女の人のように細くなった体の一部を見ながら俺は笑う。




って、いやいやいやいや、なんで俺のごつごつして節くれだった大きな男らしい手がこんな箸より重いものを持ったことのないような小さい手になってんだ?




 まぁ、いったん落ち着け俺。ここは冷静になるんだ。と胸に手を当てて落ち着こうとしたとき『ムニッ』となにか柔らかい感触が伝わってきた。俺はあわてて胸から手を離す。





 

ま、まさか……… 



 俺の頭の中にとある考えが浮かんだ。それと同時に背中から一気に冷や汗が噴出すのが分かった。



 俺はジャージの裾をまくって部屋を飛び出した。そして俺の部屋がある二階から一階の突き当たりにある洗面所まで走った。台所にいた母がなにか言っていたが今はそれどころじゃない。確かめないといけないのだ。




 そして洗面所の引き戸を遠慮なしに思いっきり開けて三面鏡つきの洗面台の前に立った。そしてその三面鏡に移っていたのは俺の見慣れた友達にモブAと例えられた平凡な顔をした見慣れた俺の姿ではなく




 見慣れないショートカットのものすごく可愛らしい少女が映し出されていた。



 

「う、嘘だろ?」



 食い入るように鏡を見ながら俺は上ずった声でそうつぶやく。そして鏡の向こうの少女は俺とまったく同じ口の動きをしていた。




 「どうなってんだよっ!」



「うっさいっ!!」と俺が鏡に向かって叫ぶと同時にそれをかき消すくらい迫力の在る怒鳴り声が洗面所を通り越してうちの中に鳴り響いた。その声に驚いてあわてて後ろを振り返るとそこには長い腰まである髪を後ろでひとつに縛ったエプロン姿の美人さん、そう俺の母親が怒りの形相で立っていた。



「たくっ! 朝っぱらからうちの中を走り回って、あんたは小学生かっ!?」



「え、ええ? いや、普通の高1の男子ですが」とあまりの迫力に素で答えてしまう。




「高校生なら朝っぱらからこんなこと…ん?」



なにかに気がついたのか母の怒りの形相がなにかを疑う表情に変わっていく。



「あなた誰?」と母さんが俺に問いかけてきた。



「信じられないようですがあなたの一人息子です」と苦笑いしながら母に俺はそういった。



「雅斗なの?」と急に真剣な声色で俺の両肩をつかみ真剣な目をしてそう聞いてきた。



 母さんの言葉に慌てて俺は首を縦に振る。それと同時に俺の肩をつかんだまま母はなにか考え事を始めた。そしてその状態のまま5分ぐらいが経過したとき「本当にあなたは雅なのね?」と再び真剣な表情で聞いてきた。



「うん」俺も母の目を見て手短にそう答えた。




「そう」と母さんは苦笑しながらそういうと同時に肩をつかんでいた手を離し今度はその手を俺の頭の上に載せ、俺の頭をなで始めた。



「や、やめろっ!ハズいっ!」少し母さんの手はなんか心地よかったけどそれ以上に羞恥心があふれてきた。だっていい年こいて母親に頭なでられて喜べるわけないだろっ!



「ごめんね」と母が相変わらず俺の頭をなでながらそう言い出した。普段の母からは創造できないくらいか細い声で。



「なんだよいきなり……?」急にそんな謝られても困るんだが。



「雅斗には話さないといけないことがあるから。とりあえず今日は学校休みなさい。で、後でおじいちゃんのところに行くよ」



「え、あ、うん」



 そういった後母は俺の頭から手を離し洗面所から出て行った。




 話っていったいなんだろう?それにごめんってどういうことだ?あぁ、わけが分からないっ!




 とりあえずこの答えはじいちゃんの家にあるようだ。

小まめに更新できるように頑張りたいです

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