補給
「うーん」
「なんか有る?そんな都合の良さそうなの?」
「あの2人だと、海辺で食材とか山の中でも食材かー。遊びながら取ってるんだろうね!そうだ!ケッテンクラート!」
「何だそれ?」
「待って!これよこれ!」
「あー。なんか見た事あるな。これなら何処でも走れそうだし、人も乗れて荷物も詰めるか」
「テケの足回り部品も同じにすればそんなに難しく無いかな〜」
「そうだね。部品の種類増やしても大変でしょ?」
「うーん。じゃあ試しに作ってみるか」
ほぼほぼ完成が近いな。コークスを作る炉と溶鉱炉。果たして上手くかな。。
これが出来れば、鉄製品がかなり作れるが。ここには、大きめのプレス機も置く様にするとして、一次加工は、ここで。
細かい所と組立は、村へ持っていくとして、テケの操縦も教えないと不味いよなー。ミヤさんにこれの操縦も訓練に入れてもらうかな。
うーん。こんな物かな。射程は、80m位だね。
パンツァーファウスト。城壁位なら簡単に壊せるでしょう。
テケの完成が早く出来ないかしら。足回りはテスト中って、言ってたから。
後は何が必要なのか。鉄が量産出来れば。全村人に、配れる。戦闘服は、完成してるし。
何事も無いのが1番なんだけど!
ミヤさんに聞きに行くか。1人で考えても仕方ないし。
「こんにちは!ミヤさん、訓練中にごめんなさい」
「どうしました?さくらさん」
「戦いに際して、今足りない物ありますか?」
「突然ですな〜」
「時間がある時に、準備しときたくて」
「ははは。お気持ちは、解りますよ。極端な話、この領地での防衛なら、鉄壁ですよ笑」
「領地以外なら?」
「厳しいですな。そもそも人が少ないですし、幾ら強力な武器が有っても、補給が無いと無理です」
「補給か」
「はい。なのでこの領地ならばって事ですね」
「なるほどね。あればいいなって物は?」
「そうですね。双眼鏡かな〜人族だと獣族の目の良さには、敵いません」
「確かに。あの目の良さって来たら!解ったわ!ありがとう時間もらって」
「いいえ!」
武器ばかりに関心が入ってしまってた。補給を考えるなら、輸送車だよねー。これは何とかなる。武器弾薬に水や食料・・ミリ飯だね!これは、お母さんに頼みますか。




