早い仕事
「短期間に大分進んでるじゃないか!?」
「おうよ!四代目!流石は職人よ。最初は戸惑っていたが慣れればこんなもんだったよ。あれからまた人も増えたし、木材も規格が同じ物も大量に来たからな」
「それに進む道に、邪魔な木を倒せば、更に木が手に入る。間伐ってのも、ここではやらねーが、それらも教えたから国に帰れば、向こうからも森の手入れが進むだろうさ!」
「技術を教えて持ち帰るか」
「そう言うこった」
「このペースだと、どの位で行けそうだ?」
「そうだな。2週間あれば通るだけなら平気だ」
「10km辺りに、馬車の休憩所や小さな宿位作っておかないとな」
「なるほどな。任せたよガイ」
思ったよりかなり速いな。のぶ殿と打合せしないと。
「そんなに早くか?」
「はい。早くとも1カ月以上掛かると思っていたので」
「そうか。親父殿は、商業の件に関して対応を。わしは同盟内容を考える!」
念願の水道路が完成。それに合わせて、水道、下水道、農水路まで完成。農水路が出来たので水車も依頼したわ。
やっと田植えですよ。水田を見た事なかったので魔法で何面か作り、同じ様に作って貰いました。
これから皆んなで、田植えですよ。
さー始めますか!
北の森ルートのこちらからの提案としては、橋の共同管理屋を開店。従業員、橋の管理を行い、収入源は通行料の8%、中間にある店の収益を引いてからの折半。出入口の管理は、お互いの領地管理。
同盟に関しては、勿論極秘。
①敵国からの攻撃に対して、援軍要請。
②食料、武器(条件付き)の提供。
③人材の交流。
④①〜③で問題があった場合、直ぐに話合いを行う事。
雛形は、これらを話合いで決める流れに行う事とした。
「こんな感じですかね?」
「そうだなー。後は相手の出方次第だな」
「場所は、森の真ん中の店で、料理でも出して、もてなしますかね?」
「そうだな!それが良い!」
「では、妻と秘書2人、爺と後は誰を連れて来ますかね?」
「みどりとミカだ」
「ミカちゃんを?」
「あぁそうだ。服装は軍服で、クロスボウを持たせよう。勿論、勲章を付けてな」
「では、まだ日にちは、不明ですが指示をしますね」
「よろしく頼む!」
モックアップが完成した所で、いよいよ本体を作り始めた。中々大掛かりだな。技術的な部分もあるので、見た目は大分違うかな!?
のぶがこれ見て、モックアップが欲しいからそのままにしとけって言ったけど何に使うのかな!?木の模型だし。まあ、構わないけどね。




