量産
さて、兵器工場へ行って、ミリオタへ武器の量産を頼むか。
何じゃこれは!?
「ミリオタ、何故こんなに兎族が??」
「あーのぶ。トンネルも後もう少しで終わりそうだし、農作業出来る人は、みどりの所へ。流石に、森の工事には不味いと思って、男女問わず、手先の器用な人に来て貰ったの。K98Kは、既に10丁は完成済みだし、V61改は、2丁。手榴弾は、えっーと15個。弾はまだ数えて無いかな、弾倉も数個完成よ」
「そんなにか?」
「鍛治出来る人も居たから、作業場へ行って貰ってる」
「そうか・・・ならばいいか」
「どれだけ作っていいか解らないけど、無いよりあった方がいいでしょ?」
「まあ、そうだが・・」
「MG42も1機完成したわよ」
「え?もうか?」
「ミカちゃんのお陰でねー。まあ実際の物と最大連射速度は三分の二程に、抑えてあるけどね」
「他に何かあるかな?のぶは記憶の中でこれがあればってのある?」
「あるぞ!!飛行機!!」
「それは、無理よ!操縦出来る人居ないし」
「そうかー。まあ技術の問題もあるからのー当面は、それだけで良かろうか」
トンネルが完成!細かい取り決めは、お互いのお抱え商人での話し合いの上に合意がなされ、最終的に両領主によって調印が終わったわ。
今まで出荷を抑えていた、商品が一気に運ばれて行き、ラーライからは、規格を整えた木材が大量に入ってたわ。
大量の木材のお陰で、ルカのお店も完全に完成!北への橋の材料としても使われているみたいね。
今は2領地のみのだが、今後を見据えて、のぶが領内のルート上領地を見渡せない様に、偽装工作指示を行い、両道沿いには例の毒草畑を作った。一応、毒草危険の看板を立ててたけど。植えるの大変だったわ。葛も合わせて埋めたから、この辺りの葛は手入れのみで使用禁止。念の為にね。
ミヤさんも軍の組織作りに入ったわ。先ずは警備隊と言う事で、トンネルと砦、その内森に、村の中にもかな。
それと村人に対しても1日数名づつ軍事訓練をすると。K98?を使った訓練だって。ミカちゃんも立ち会って。まあ隊長だからね。。




