突然の訪問
トンネル工事も隣領まで、再度貫通したわ。
出口を整える作業を行なってる。まあ、とりあえず貫通って、状態だけどね。
向こうの近衛兵に、挨拶して王に連絡しに行ったわ。
後は、トンネル内の整えれば、運用開始ね。
まあ、その前に両領地の決め事を話すのかな。話は、お父さんとのぶに任せてと。
ん?騎兵?
「王女様」
「はい。どうしましたか?」
「我が王がトンネルを見たいとの事です」
「それは勿論、完成後にゆっ・・」
「いえ。今見たいと。。」
「はい!?まだ工場中で、危険ですが?」
「私もその様に、話したのですが・・気にする事は無いとの事」
こっちは、気にする!!!不味い!!
(ルー。兎族なら足が速いから、お父さんとのぶを居ますぐトンネル前まで呼んできて!それまで、私が時間を稼ぐ!)
(解りました。早速)
おー!ライオンが来たー!間違いなく領主様だろう!
「おーい!誠にすまんかったなぁ。突然で」
「いえいえ私こそ。この様な格好で」
「気にするな。私が無理を言って。しかし王女様自ら陣頭指揮とは!」
「我が領地は、人口も少なく動ける者が動くと父の考えで有りますので、私は気にもしておりません」
「わっはは。素晴らしい!」
「父とのぶを呼んでますのが、トンネルを通ってみますか?」
「勿論だ!」
「それでは、このマクスを着けて頂けますでしょうか?あとヘルメットも用意しております」
「マスク?ヘルメット?」
「はい。このマスクは、工事中の細かい砂を取り除き、身体への負担を少なくします。ヘルメットは、頭を防ぐ為の物です」
「ほう。細かい気遣いだな。このマスクは、平気だが、ヘルメットは、小さ過ぎて入らんな」(あはは。。)
「そうしました、頭を気を付けてお入り下さい」
「近衛、隊長だけ着いてまいれ」
(かなり広いな)
(はい、馬車台車が2台分通れる様に幅を取っております)
(そんなに広くか?)
(2台分、左右で方向を決めて、スムーズに通行出来る様にします。基本徒歩での移動は禁止しますが、何かあった時の為に、人が通れる様にもスペースを取る予定です)
(なるほど。細かい気配りだ。もう少しで出口だな)
「マスクを外して貰って構いませんよ」
「間違いない、ここはオータ領だ!」
「村も大分建物が増えて来たな!左に見えるのは何だ?あの長い橋?か?」
「あー。あれは、水道路と呼んでます。上流から飲み水が通る予定で、また農水用として水を引き込む予定です」
これ程の物を、作っていたのか!?
「突然来る事も無かろう〜」
「それは、お前も同じだろう」
「初めまして、4代目領主のユーです」
「すまぬな、突然の来訪」
「いえいえ構いませんよ」
「しかし、素晴らしい技術と気配りだ」
「お前に褒められても嬉しく無いぞ!」
「ふん!素直に受け取れ!これで我が領地と物流がスムーズになるぞ」
「それだけじゃ無いぞ!我が領の北、あの森も切り開く」
(!?)
「まさか!サービ国か?」
「そうだ!今向こうからの作業員が来るのを待っとる所だ」
「誠か??そうなれば西ルートが開けるぞ」
「ああそうだ!お前の所にもカネが落ちて来るぞ〜。領地内も整備しとけよ〜」
「そうだな。早速準備を進める。細かい事は、お互いの商人経由で良いか?」
「ああ、構わぬ!今度はゆっくりと来るとしよう。領主様、時間取って貰って感謝する」
「いえいえ。今度はゆっくりして行ってください。さくらお見送りを」
「はい」
丁寧に、挨拶してお見送りをしたよ。。変な気使って疲れたーー。記念にマスクが欲しいって言ってたから、差し上げたー。はぁーあ。
「まさか突然やって来るとは」
「なーに、それがあやつよ笑」
「トンネルも順調に進んでいるな」
「お館様ーーー」
「どうしたー?」
「サービ国から30人位、森を抜けて来ました!」
「え!?早いな!?今度は、森か!」
「親父殿は後から来てくれ、わしは先に行く」
「お主、随分と早く来たな!」
「王女に一刻も早く伝えたくてな!王女も乗り気だ!足の速い奴い職人25人を連れて来た。後から、25人来るはず」
「そんなにか?てか!職人達、バテバテではないか!暫くここで待っておれ!」
「親父殿ーー!」
「ハァハァ。のぶ殿どうした?」
「バテバテの職人、25人連れて来てた、後から更に25人だと」
「はぁ!?それなら、テントと食事を森に運ばせる!こらから屋敷に・・いや。食品工場へ行って来る」
「すまぬの親父殿」




