この魔法は
「ええ。突然光りました。あの時は驚きました」
「忙しい所、すまんなミヤ」
「では、私は作業に戻ります」
「今の話を聞いて、ミリオタどうだった?」
「そうね。私達の時と同じ様ね」
「となると、ミヤも何かしら出来ると言う事だな?」
「ガイの話の件もあるし、使えるか使えないかは、自分次第な様な事を話してたしね」
「うむー。どうするか。当分ミリオタと行動を共にするか、それとも兵器工場へか?」
「うーん。試しに案内してみるかな」
「ルーさん(さくらの秘書)ミカちゃん呼んで来てもらえるかな?」
「こんちわーーー!」
「忙しい所、ごめんね!ミカちゃん今日は
兵器工場に、案内してあげる!」
「はーーい!」
「まずここはね、私の事務所だよ!ここで設計とかどんなの作るか、紙に書いてる所だよ」
「ほぅー!見てもいい?」
「いいよー!」
「これは、なあにー?」
「あーこれは、今設計してるパンツァーファーストって、言う武器よ」
「おー!でもお姉ちゃんここ違うよ!」
「え?」
「ここの書き方違うよ」
「!?どう違うか書ける?書いてみて?」
「はーい」
合っているのかが解らないけど。確かにこれでも・・
「ねえ?何でそう思ったの?」
「頭の中に浮かんできたー」
「じゃあさー。MG42は、書ける?」
「???」
「えーっと、あっ、これこれ」
「見てみて!書いていいよ」
「うーんと。(カキカキ)(カキカキ)こうかな」
「ルーさん。ミカちゃんを製造ラインに案内して」
「はい。解りました」
「どうだ?ミリオタ?」
「今言えるのは、武器の未設計部分を補填出来る・・いや違うわね。武器の設計が出来るかも」
「と言うと?」
「さっきMG42を書ける?って聞いたら何のこっちゃ?だったでしょ?さっき渡したのは、私が途中まで書いたMG42の設計図よ。内部構造が私も記憶が曖昧だったから、後回しにしてたけど、ミカちゃんは書けた」
「恐らくミカちゃんの頭の中に、MG42ってのが解らなかったから、何のこっちゃよ。でも途中まで書いた図面には、書けた」
「例えば、ミカちゃんにこの村で、作れる武器を書いてって言えば、書けちゃうかも」
「なるほどな。ミカの経験に基づいた物であれば、0から書けてるが無い部分は書けないが、ある程度の所からは再現可能とかか」
「中々、どうした物かな・・私がある程度、書いた物をミカちゃんに渡せば、全て書けるかも。勿論実際には、技術的に作れる物、作れない物が出るけどね」
「良いのか、悪いのか厄介な能力?魔法か?」
「そんな所ね」
「ふー。まあ、我々に取っては、良いと考えよう」
水道路が死の山迄到達しました!まだ水は流れては、いないけどね。あちら側でも貯水池を作って、農水路から小川へか。よく考えたな〜。まあ、水道路からも水は、供給可能と。水道路のお陰で、各家にも水道が繋がるわね。お風呂の話をしたけど何故か却下されたけど。最初の頃は湯浴みって言うからの期待してたけど、布を絞って、身体を拭くだけだった。。。でも下水道も建築が進んでる!これで水洗トイレが出来る!!!
それに、ふふふ。農水路が出来れば、水田を作れるね。やっと米が育てられる!待って居ろよ!米!
そして、遂にトンネル拡張工事が始まる!
隣国には、のぶから連絡済!
お姉ちゃんが張り切って、玉薬爆弾を作ってきたわ。色んな形だけど・・他の事も次いでに、試すみたいね。。。
皆んなには、獣人対応防塵マスクとヘルメットが配られたわ。へー。ベルトコンベア?だっけ。あんな物も作ってたのね。大型のふいごも。バイクのエンジンを何個か作って、それを動力にかー。流石だねー!
ここから水道路を見るとかなり離れてるわ。小さく見える。
さて、私はこれを見に来たんじゃ無くて、葛の苗木を埋めに来たんだ。自分の作業を指示しなくちゃ!
サービ国からの使者
「初めまして、サービ国の騎士 ザザハムと申します。領主様、外交官のぶ様の名で、馳せ参じました」
「遠くから、訪問誠にありがとうございます。それではのぶ殿、今回の件を」
「ザザハム、今回あの森を抜けるのに、何日掛かった?」
「目印が御座いましたので、2日で到着しました」
「もしだか他の者、例えば労働者数十名が通るとしたら何日掛かる?」
「恐らくですが、4、5日あれば到着すると思いますが」
「なるほど。我が領地の死の山は、知っておるか?」
「はい。大陸1、標高があり、また大陸1、硬いと言われておりますが?それが何か?」
「今その山のトンネルの拡張工事をしておる。それに合わせて、お主も通って来た森を切り開こうとしておる、しかしながら我が領は、人手が足りなくてな。トンネル工事で精一杯なのだ。そちらの領地から人を出させられないか?」
「お言葉ですが、ラーライ領で剣を学んだ事が有りましてその際、力比べであの山にツルハシを打った事が有ります。中々の硬さで歯が立ちませんでした」
「そうで合ったか。ならばわしに着いてまいれ」




