隊長!
少しずつだけど、兎族も落ち着いてきて、何か出来る事との話が出たので、自分達の家作り、水道路の建築、田畑の開墾等に人手を訳、それ以外も手伝える所へ手伝いに行くと。
帽子を見た、村人も欲しいと話になって、更に色々作ってるわ。それを見た、商人のカリムも輸出用に売って欲しいと話が出てきて、その作業小屋を建てて、今は兎族の主に女性人に作ってもらってるわ。小麦の茎を利用してね。
その中で、葛に興味を持っていたので、話を聞くと同じ様な植物で、ツルを利用してたと。葛の説明をして育てる事に決定したわ。
葉も茎も根も使えるからね。
私の方も更に、鶏、牛、豚を更に注文しといた。
人が増えたのでこれらも育てられる!!私は農業指導をしつつ、開墾をして貰ってる。
みんな村に慣れてくれるといいなー!!
「船の動かし方を教えて欲しい?」
「はい。あの救出船を」
「何に使うんだ?」
「我々は海でも漁をしてたと。あの船があればかなりの魚が獲れると思うのですが」
魚!!!
「さとるに、直ぐに教えさせる!」
と言う事で、お兄ちゃんが教え始めた。更に台車に木で水槽を作り、船には手押しポンプを設置。それなら新鮮な魚も運べると!!
その中で塩も作りたいと話が出てきたので、話を聞くと鍋でただ海水を煮詰めると。効率が悪そうなので、港近くに塩田を整備。それらの説明をして、塩作りスタート。
水道路もやっと畑付近まで来たわ。かなりの高さがあるね。橋桁?が一本、一本と出来てる!レンガも絶賛大量生産中!セメントに使う、砂の塩抜きが間に合わない程に。そんな訳で、小川を整備しつつ砂を取ろうとの話になったんだけど、砂金の事をすっかり忘れていたので、砂金や他に使える物も回収する流れになったわ。お姉ちゃんが指揮を取ってる。
のぶが作った、勲章も出来たので明日は、勲章式!
粛々と式は、進んでますねー。新たな村人の紹介と今後の村の方針等を話して、いよいよ勲章へ。救助隊にと。
「次の者、前へ!ミヤ」
「はい」
「今回の作戦立案、訓練及び現場指揮での功績を持って、特別勲章!」
「有り難き幸せ」
「次の者、前へ!ルカ」
「へぇ?」
「今回の危険を顧みず上陸し、敵の足を止めた功績を持って、専用剣の授与」
「え!いいのか?」(ルカさんらしいね。。)
「次の者、前へ!ミカ」
「はい!」
「今回の作戦で、のぶ、ルカの窮地を救った射撃の腕前の功績を持って、特別勲章及び専用武器の使用、銃剣を授与。また予備役狙撃隊隊長の任に命ずる!」
(隊長!?)
「はい!」
「以上を持って、勲章式を終了とする。みな料理と酒を用意してあるから新たな仲間達と一緒に楽しんでくれ!!飲みすぎない程度にな」(ワハハーーー!!)
まあ、案の定。。。
兎族の人達もかなり倒れてる笑
そんなこんなしてたら、商人経由でサービ国から密輸で、伝鳥の籠が到着。まあその内、伝鳥が来る?のかな?




