まだだ
「ノブ!不味い!完全に撃ち負けてる‥‥!!」
「親衛隊に連絡せよ‥‥市街戦準備‥‥と」
「第1地区Aに親衛歩兵隊向かえ!縦深防御!市街戦準備!対空火器も地上の敵部隊に発砲せよ!!」
「‥‥敵戦車の一部外壁に取り付いた模様‥‥今の所、外壁は破られて無い様ですが‥‥」
「うぅぅぅぅ‥‥」
「泣くな!ミリオタ!!一先ず作戦の一部は成功しておる様だ」
「なんでよ‥‥敵が迫っているのに‥‥」
「迫っていても敵砲撃は止んだろ?」
「‥‥そう言えばそうね??」
「飛龍爆撃隊!敵野砲陣地に絨毯爆撃成功せり!」
「よし!こっちは野砲数で勝ったぞ!」
「別作戦ってこの事だったの?」
「いや。本来とは違う。帝国の領内爆撃へ向かうのを急遽中止させて、こっちを爆撃させた。焦ったわ」
「じゃぁー??」
「後は残った兵力のみ!!」
と言ったものの。偵察報告にあった数が正しければ車両共でも我が軍の3倍以上。
ここの対戦車砲やら高射砲を入れても倍以上か。
しかしここを攻め落とすには奴等も戦力不足は否めない。敵航空機が何百残っているか不明だが今の所、制空権はこちらの物。
砂嵐でこちらも戦力としては低下しておるがいい勝負だ。更にここは要塞都市化しておるから早々落ちはせぬ。




