んー?
んー。近衛隊から敵装備の確認せよって言われたけど‥‥埃だらけのこれは‥‥血か?戦闘服は迷彩色で街道に合っていると思われる色彩。弾倉入れや方位磁針に携帯用食料‥‥か?防水断熱シート‥うちの装備に似ているなぁ〜。防弾性は‥‥うちの方が強いな。ヘルメットもまあまあしっかりした作り。
しかし急に現代風の装備になった?な?何があった?それとも本気の正規軍か?
んーー。防水断熱シート?休憩用もしくは就寝用に使うのか‥‥あれ?これ‥‥不味く無いか?熱探知機に引っかからないんじゃ?
やっぱ!うちの熱探知機に引っかからない!!たまたまか?これなら寒さにも耐えれるから‥‥どっちだろ??念の為、報告しとくか‥‥
なっ!!こんなに近くまで?何故、見つけられなかった??
敵は歩兵部隊か?300名程か?こいつらを支援する火器類は見当たらない!
なら、簡単に蹴散らせるな!!
「各機!各個撃破せよ!!」
小銃程度ではこの新型はびくともせんぞ!敵には悪いが殲滅させて貰うぞ!!
「親衛隊へ!上空より支援を行う!掃討戦は頼んだぞ!」
小回りの聞く攻撃ヘリだと効果覿面だな!あっという間に薙ぎ倒しておる。
しかし何故この距離までこちら側は気づけなかった?
物見櫓からも熱探知機も何故すり抜けた?
「ノブ殿!領内から電報です!」
「おう!」
二次元からか!このクソ忙しい所に。
近衛隊より敵装備確認。断熱シートを装備。単なる防寒の為とも考えられるが我が方の熱探知機の探知に引っかからない可能性あり。注意されたし。
はぁ?これのせいか?これを被りながら前進?となるとこっちに熱探知機があるって事がバレてる事になるが?




