近衛め!
「ノブよ。捕虜をこっちに運んできたぞ」
「何名捕まえたのだ?」
「大体、60名程度だ」
「その中に高級士官はおったか?」
「うむ。おらんそうに見えたが‥‥下士官らしき者はいたが」
「そいつらに聞き込みでもするか‥‥飛行場に纏めて居るのか?」
「ん?いやお主の指示じゃ無かったのか?近衛兵が突然現れて何処かに連れて行ったが?」
「なぬ??そうなのか?」
「指揮官らしき者が現れてな。あれは只者じゃないな!!妾も後ろを盗られて冷や汗をかいたぞ!あれは一体誰だ?何処かで会った様な気もするが‥‥」
「‥‥その感じはわしも感じたが‥‥」
「その感じだとお主も誰だか知らぬか‥領内の誰かったのはあって居るだろうが‥」
「しかしなぁ〜情報を聞きたがったが‥」
「近衛とやらから情報が回って来るのでは?」
「前も捕虜を連れて行かれたがその後何も情報が回って来い‥‥そもそもその捕虜すら何処へ行ったか?」
「まさか‥‥」
「いや。恐らくそれは無いと思うが‥‥何とも言えぬが‥」
「どうやら近衛隊には近づかん方が良いみたいだな」
「わしも近づかん様にしてるさ‥」




