伝鳥さ
俺は、伝鳥。ラーライに所属している。エリート。今日は、北の最北端に仕事さ。思ったより早く終わったんで、のんびりと帰宅さ。
この辺は、確かオータ領だな。何も無いしけた領地さ。何も無いが、のんびり休憩出来るので、好きな所さ。
いつも通り、休憩してると猫族の子供が弓矢の練習してる。確か猫族は、あれ位になると、狩りを始めるんだったな。
始めたてか、下手くそだなー。
そうだ!からかってやるか〜
「クッエケケケ」
この距離なら絶対に当たらんが、うんうん。ちゃんと狙いを定めて、狙ってるな。筋は良さそうだが、まだまだだなー。
「クッエケケケ」
さらばだ!嬢ちゃんもっと練習だなー。
ある日
さてのんびりと休憩にオータ領さ。
おっ。あの子か。どれどれ。少しは上手くなったかな?
「クッエケケケ」
気が付いたな!ん?何持ってるんだ?練習じゃなかったのか?見た事ないのを持ってるな。弓?でも横になってるな。あれは・・
(シュー!)
へ?矢が飛んできたぞ。この距離で!?あれは新しい武器か?!?
(シュー!)
やばい!射程距離も威力も不味い!!!距離を取らなければ!!
ふぅー。この高さなら。
(シュー!)
届くのか!?やばい!やばい!やばい!
スピードを上げれば・・(シュー!)げっ!あいつついてくる!!
早い!早い!(シュー!)狙いも精度が高い!やばい!やばい!こうなったら!あの木の裏手に急降下で振り切るぞ!
ん?(ドカっっっ)
ここの領の娘に激突してしまった。。。
猫娘は、俺を見失った様だな。ふぅーー!!




