帰還
「ノブ殿?希望の町?らしき物発見?ですが?」
「何じゃ?随分と曖昧な??」
「はい。偽装?がかなりしている様で‥」
「んーー?確かに‥‥上手く偽装しておるな。まだ近づかんとハッキリせんな‥‥こっちから偵察を出せ!」
距離的にもうそろそろ到着の筈。希望の町だろな!
「ノブ殿!希望の町です!」
「やっと着いたか!!お前らもう少しだ!町に着いたら、長期休暇だ!」
「おう!!」
ノブ殿が帰ってくるか。姉姫にも連絡を入れねばな。こっちも受入式を派手に行うとするか。親衛隊や武装親衛隊も出して、こちらの状況も感じてもらうとするか。
ノブが帰ってくるのか!!こっちも何かするのね!凱旋パレード的な?それだと紙吹雪とか花火も上げたいわね!ルカさんに連絡しとかないと!お祭りだ!!!
中々の長旅であったなぁ〜。当面はのんびり出来るかな??さーって!町に入るとしますか?
おっ!?何じゃ??祭りか??
「お帰りなさい〜!!」
わしらの帰還の祭りか!?
「何だ??」
「わしらの帰還の祭りじゃ!多分な?笑顔で手を振れ!!疲れを見せるな!」
「お疲れ様!」
「おう!ミリオタ!元気そうだな!」
「祭りの準備はしてるから!帰還兵は飲み食い放題よ!!」
「だとよ!おめーら!!!」
この雰囲気だと‥‥報告やら話は出来んそうだな。。。
「ノブ殿。無事に帰って来た様だな」
「王女様か‥‥どうだよ?ここは?」
「中々よい場所になって来てるぞ」
「なら良かった。詳しくは後程だな」




