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ある日!家族で転生しました!  作者:


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教会を味方に

「こちらが教会ですよ」


流石人でかいな。さて行きますか。


「こんにちは!!お話したい事があるんだがここの1番偉いシスターを呼んできてくれ」


「こんにちは。私がこの教会の責任者ですが、何の御用でしょうか?」


「わしは、オータ領より密偵の、のぶともうす。実はオータ領の姫が帝都の教会困窮を誠に心を痛めておりましてな。わしが派遣された訳ですよ」


「まあ、何と心優しい」


「それで、募金の銀貨500枚をお持ちした訳です」


「500枚!?」


「はい。こちらは、ムムカ商会の・・(名前聞くの忘れてた)」


「あー。ムムカ商店の副社長、いつもご支援有難う御座います」


「いえいえ」


「早速なんだが、これを有効に使って下さい。それと子供達が余りにも不憫なので、こちらで預かった後、体力が回復した者からオータ領で引取りたいと思うのですが?」


「本当ですか?それは有難う御座います!!」


「もし何かお困りが出た場合、副社長へ遠慮なく何でも申し出て下さい。オータ領が責任を持ちますから」


「これはこれは、ゼタ様の御祝を」


「それとこれからお話する事は、勿論拒否されても、今後とも我がオータ領の対応は一切変更は御座いません」


「はい。何でしょうか?」


「我が領内にもシスターがおりますが」


「あー。私の愛弟子のハナイですね」


「2週間に1回位なんですが、話をして欲しいんですが」


「お話?ですか?」


「はい。何でも構いません。帝都の噂話や何が起こってるとか、兵の動きとか」 


「!?」


「確かに、教会はどの領地や政治等の事に、この水晶は使う事は出来ません。シスターの管理等に使うのみですが、お話をする事は、禁止されておりませぬので、お話なら大丈夫ですよ」


「有り難き幸せ。今後ともよろしくお願い致します」


「さあ、戻るぞ!副社長も!」


「副社長も済まぬが協力してくれ!お主名前は?」


「マリムと申します。カリムの兄です」


「そうだったのか!カリムは、どうですか?」


「よく働いてるぞ!」


「それは良かった!それにあなた方の様な人と働けて!それに社長が言っている意味が良く解りましたよ」


「では!後は宜しく頼む!」


「はい。お任せを」


「さて、帰るぞ」(◯)


「お帰りなさい」


「報告に行くぞ!」


「そんなに酷かったの?」


「はい。私が言うのも何だけど、帝国は長く保たないと思います」


「ははは。言う様になったミリオタ」


「それ程か。。シスターには、私から伝えておく」


「それでその他に出来る事は?」


「親父殿も流石だなー。まだわしにもどうなるか解らんが、聞いて欲しい事がある。兎族を助けたい」


「!?確か帝国の西端にある地域でしたか?」


「そうだ。そいつら、2方は海、北は可笑しな森だ、東は帝国だ」


「となると海からと?」


「そうだ。それしか無いが、距離が距離。ミリオタの記憶にある魚雷艇とやらは、製造可能か?」


「んー。兄がエンジン作ってるけど。性能が何とも言えないけど、恐らく可能よ」


「先ずは、兎族の地域へ往復出来て、ある程度、海の測量が出来る船だな」


「それから、大発もしくは小発みたいな揚陸船て、何処かしら?」


「流石!それだ!」


「では、先ずはその魚雷艇とやらをさとる達に作らせるか。私はその船の事は解らん。さくら、製造の指揮を取れ」


「了解!」


「のぶ、兎族は多く見積もっても130人位らしい。ライオンと文のやり取り聞いた」


「大発なら、定員オーバーだけど2隻か。小発なら5隻」


先ずは、粘土で再現ね。


「任せたぞ」

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