流石!社長
しかし奴等、どうやって情報を知ったのか?伝令でもあの広さの帝国。奴等の無線も最近はさっぱり傍受出来ておらん。それともわしらが知らない方法で伝達を行っておるのか?有線では無いのは解る。謎だなぁ。何か可笑しい。何か見逃してるのか??
今日は発電所の初の火入れ!上手くいく様に!!!
おっし!!動き出したわよ!!問題ない?かな?機械まで私には解らんからさ。問題無さそう?ね?発電が行われてる!
まだここには電力を使う所は少ないから今回、バッテリーへ充電を行ってからバッテリーから電気を流す事にしたわ。上手く機能するか解らないけど。何せ燃料が炭だから瞬発的な発熱は無いから‥じんわりと熱を継続の方が得意な燃料となるからね。バッテリーも早くリチウムと出来ればな〜。充電完了すれば、固形炭燃料工場と給水塔へ。そうすれば上水道が動き出すわ。
この方式が上手くいけば、数箇所、数十箇所にバッテリー保管庫を造って使用量に応じて電力を供給。空になったらそこに充電を繰り返す。そうすれば発電所自体は同じ発電量を維持するだけで良いはず。夜中を中心に充電になるかな?
上手く充電し始めたわね。保管庫といっても今は小型高射砲塔に設置してあるのよね。頑丈な建屋だし管理するのもしやすいし。まあ規模がどの位になるか不明だから今はそんな感じよ。
あと温水も上手く利用していきたい物だけど、上手くいくか不明だけど各家々に温水も届けたいしねー!
いやその前に‥‥新たな物が出来たんだから組織を作らんと。電気事業者部?か?でいいか。送電線やら絶縁体やら増産依頼と。送電線は領内からか。街灯も欲しいわね。
「おっ!上手く行った感じか?」
「ルカさん!上手く行ったわよ!」
「じゃあそろそろこっちに輸送するかな」
「何を??」
「業務用の冷蔵冷凍庫だよ!便利屋と俺の店にな!」
「俺の店??」
「この前書類回したろ?町の中心地にすーぱーまーけっと出すってやつ」
「‥‥ああそうね!宜しくね!」
んー。気が付かなかった後で見てみるか。
どれだ‥‥?あーこれか??
げっ!十字路の角地!しかも中心部のかなり広大な土地を!!ここの窓からだと‥‥げっ既に工場着工しとるやないかーい!!
しかもあのコンクリートの厚さは‥‥対爆撃仕様か!?
ん?となると、設計図も出てるはずだが‥‥
1階がスーパーマーケットだ2階がショッピングモール?裏手にビジネスホテルに同じ敷地にすーぱー銭湯!?
何じゃこりゃ!?やり手の女社長かーい!!
ん?銭湯?お湯は何処から?
まさか発電所からお湯が出る事知ってたのね!だからあそこに来てたのか!?




