毎日、一歩でも
小型のケッテンでも有ると整地が捗るわね。もう飛行場は運用出来るかな?しかしポツンとサラマンダー1機ってのも寂しいわね‥‥
しかし‥‥広過ぎるわね歩くのしんどいわ‥そう言えば領内で使っていた私用の3輪カブ持って来てもらおう‥この身体だと更に歩くのは厳しいし。。
予定してた第1工事予定の道はそこそこ出来てるのかしら?流石建築スキル持ちは違うわね。ギガント着陸可能と各地に電報打っておこう。
ギガントが着陸出来ればホキ車系の工作車も運んで来れれば更に工事が進むわ!
「大分、道の整備が進んで来たな」
「順調に進んでるわね」
「ミカの奴が鹿狩って来たから皆んなでくおーぜ!」
「それなら今日の夜はバーベキューにしましょう!!」
「角と皮と骨は貰っていいか?」
「どうぞ〜好きに持って‥‥何に使うの?」
「これら領内で欲しがる奴居るんだよ」
「‥‥なるほど‥」
そう言えばこの世界って転生あるあるパターンのギルドって無いわね?中立国にはモンスター?魔獣?は居るので有るのか?ギルドとは言わないけど仕事内容的に便利屋みたいなのがあっても良いのでは??
「何考えてるんだ?」
「領内に便利屋って無いわよね?」
「便利屋?何だそれ?」
「んー。例えばこの鹿。領内で欲しい人はどうやって手に入れるの?」
「そうだな。領内に狩人は居ないからたまたま取れた時に買うとかだな」
「例えばよ。鹿が欲しい。銀貨5枚で。便利屋に依頼する。便利屋は便利屋の利益銀貨 1枚、税金銀貨 1枚。実際に鹿を捕ってきた人に銀貨3枚‥‥どお?」
「‥‥なるほどな‥確かに細かい事で困っててもお駄賃渡したりてやって貰ったりしてるもんな‥‥」
「そこよ!極端な話、ここを掃除して欲しいとか屋根を直して‥それは建築屋か。何処に頼んでいいか分からない仕事を受ける仕組みよ!便利屋は仕事を探してくるとかその仕事を受ける人探すとか、どれだけのお金で出来るとか、便利屋は結び付きを仕事とする」
「なるほどな‥‥便利屋か‥」
「勿論、内容によっては傭兵の力も必要だし、子供がお小遣い稼ぎに出来る様な仕事でもいいし。個人同士でやると揉める事もあるだろうけど、便利屋が中間に入る事によって揉め事も無くす!特にここだとまだ人との繋がりが無いからさ!どお?」
「中々良いんじゃ無いか?うん!だな!ここや中間の街なら上手くいきそうだな!!領内は人の繋がりが、がっちりだから必要無さそうだし!いいな!それ!!」
「ルカさんに任せるわよ!!」
「解った!細かく考えてみる!」
まず来ている傭兵をここに取り留めて置くには私から依頼を出せば良いと思うし。森は広大だから調べる所は沢山有るだろうし。
便利屋か‥姉姫の考え、確かに良い考え方だよなぁ。中間の街とここに店舗を置いて運用すればそこそこの儲けが出るんじゃ無いか?領内では厳しいよな‥‥いや待てよ??この3か所、別々に考えなくても良いんじゃ無いか?例えば‥‥領内からの依頼も領内だけじゃ無くて、3か所に同時に依頼出来れば‥鹿とかもそうだ。領内ではたまに獲れるし、ここでも獲れる。中間の街では無理か?
地域内依頼と地域以外依頼に分けるのも手だよな?
例えばよー、そうすれば領内では手に入らなくても外では手に入る物も欲しい奴は居るよな?輸入品で入ってこない物とか‥‥いやでもそうなるとうちの会社が運んでるよな?んー。採算合わなくてやらないか?それでも欲しい奴は金払うか???細かい物は便利屋でやれば‥どの道、うちの会社の利益になりそうだな!!




