もう!!!
そろそろ最深部に行った奴等も戻って来る頃だが‥‥まだか?
「ノブ殿!電報が届きました!」
「もうその流れお腹いっぱいよ!!置いてって良いぞ」
全くあいつは何度も何じゃ今度は?
爆撃隊、爆撃成功!被害数機発生。重症者数十名。尚、油圧不調機、男爵領にて空中放棄、落下傘で脱出す、救助求!以上!
ぐぅっ!!これを待っていたんだよ!!偵察隊に連絡し救助しなければ。
作戦完了か‥‥飛龍、廃棄 2機、小破8機。連山、小破 2機。死亡5名。重症者13名。軽傷者21名か。被害ゼロとは行かぬが作戦は大成功だなぁ。細かな状況は明日以降に報告書を出させるか。
1度、お姉ちゃんに電報を打つか。
ケッテン型(ノーマル型、5両。ショベルカー型、 2両。ブルドーザー型、3両。ローラー型、 2両。クレーン型、1両)
ホキ車型(ショベルカー&ブルドーザー型、1両。ローラー型、1両。クレーン型、1両)直ぐに展開可能。輸送ヘリとギガントにて空輸しますので受け取ってっと!
取り敢えずこんな物かしら??
まさかレンガとかもって言われたら不味いな。生産パンパンだよ!
ミドリから電報か。送って貰うとするか!領内から呼んだ人は、操作出来るからこれらが来れば少しは作業捗るだろうし。返電しとくかな。
そーいやーノブからも傭兵、送るって電報来てたな。それと一緒に運んで来た荷物の中に星印が付いた箱を開けよって!って何かしら?探しに行ってみるか。
何処かしら??かなり運んで来たから山積みね‥‥‥あった!これだね!何かしら?
随分と固く蓋を留めてあるわね‥‥やっと開いたわ。手紙‥‥?
ミリオタよ。恐らく可笑しな事をする奴等は居ないとは思うが念の為にな。まだ警備隊的な物も出来ておらんと思うので。領内から来た奴等だけには必ず装備させよ!勿論お前もだ!!!!使わない事には越した事がないが。後の事は解っておるな!躊躇する事は命に関わるのでな!!
何かしら‥‥‥ワルサーPPK!?と弾倉!!
確かに‥‥こればかりはノブの言う通り‥‥ここには警備隊は居ないから自分の事は自分で守らないと。幸い領内から来た人達は訓練を受けてるし。私も。直ぐに渡さないと!!
彩雲の偵察結果だと細かい被害状況は解らぬか大方目標地点には爆撃は行えた様だな‥‥報告書と付き合わせると‥‥防空能力は対して高くない‥‥が!今回我々が行った爆撃に対抗して、対空火器増強と防空戦闘機の配備は行われるはずだな。ミリオタも最初の一撃に拘ってあったからな。今後も爆撃を行うとするとこちらもそれなりの損害が出るか‥‥こちらの操縦士の数もこれ以上増やす事は出来ぬから今回規模の爆撃が最大火力‥‥ふぅ〜。また帝国の出方を見るしかないか‥‥
ミドリから工作車が輸送ヘリで届いたわ。流石に輸送ヘリだとケッテン型が限界か。それなら先に飛行場の整地をしないと。そうすればギガントが着陸出来るからね。
毎日数十名単位で保護民が来るけど。技術を持ってる人々ね。助かるには助かるが‥‥どう運用しますかね〜。ん?またサラマンダー?ルカさんか!いやいや‥だからまだ整地出来てないんだけど‥‥
「おーす!俺とミカ参上だ!」
「ルカさんまだ飛行場整地出来て無いんだけど!」
「まあ着陸出来れば問題無いだろ!ノブからで俺とミカで聖女様って人の護衛をしろって言われたから来たぞ!それに俺にも話あるんだろ?」
「助かる!テントで話しましょ」
ノブの身内には甘いって話は本当なのね。陰で色々気を遣ってくれるし!
「なーるほどな!!」
「どうかしら?中々良いと思いぞ!変に保護民を元の村や町で纏めるとお互いに対立しそうだし」
「やっぱ対立するわよね‥」
「それならバラバラに職種ごとに会社的な組織化して纏めると!良いと思うな!」
「そこで先ずは、食事と日用品のお店をお願いしたいのよ。従業員はなるべく保護民から雇って欲しい」
「任せろ!今は店舗型じゃなくても良いんだろ?」
「そうそう!」
「それならホキの長くした型のキッチンカーが完成してるからギガントで運ばせるよ」
「解ったわ!でも会社で保有してる輸送機の操縦士ってよく確保出来てるわね?」
「あー。軍の年齢基準から外れた人に操縦士資格取らせて雇ってるんだよ」
「年齢基準を外れた人!?まさか子供を使ってるの?」
「ちげーよ!ほら!領内で難民のお年寄りーずだよ!飛行機に興味ある人多くてな!軍に話したら断られたってガッカリしててな。それなら操縦士資格取れたら、うちで働くか誘ったんだよ!」
「えっ!?」
「でもよーお年寄りーずだから、最低2人で操作出来る飛行機のみって縛りを付けたんだよ!」
「成る程ね!だからルカさんのは2人乗り仕様なのか!」
「おうよ!こんぷらいあんす重視ってやつだ!」
‥‥使い方、合ってるのか???
「一先ずば、食事所と日用品のお店お願いね」




