挑発と開戦
「のぶー」
「どうした。ミリオタ」
「あいつにつけたゴーレムの件」
「おう!何か聴こえたか?」
「1時間で、巡回兵150とガガミってのか直接指揮を取るって」
「ほぅ〜。バカが直接と。そうなると、今から2時間後か、親父殿にそれらを伝えておけ」
「了解!」
さ〜。準備は終わった。川を越えれば、道以外田んぼゾーン。やっと抜けて、樽の山ゾーン。樽の中は、何とアルコール。最後は・・
残り30分程度か?さてと。
「皆聞けー。まず爺、剣、槍隊を率いて、砦内側、森の中で指揮を取れ。入って来た者打ちとれ。火縄隊とクロスボウ隊は、ミカの発砲後、一斉に続けて撃て。その後は撃ち方辞め迄撃ち続けろ。ミカ。発砲のタイミングはお前に任す!そして砦、2階部に居るクロスボウ隊は、俺が指示する迄その場で待機以上」
中央領
「あのバカ(ガガミ)出撃したのか?」
「はい。その様で」
「オータ領って、兵力あるの?」
「まあ、農民に剣を持たせれば兵力と言えば兵力ですが。。オータ領の事です、剣があればの話ですが。。」
はぁー。オータ領に兵力が合って討ち取ってくれればとも思ったが、まあ、兵力が合ったら合ったであのバカは、指揮などしないだろうし。
「さて、私も行くか。。」
「しかし、ハイカ様、酒を持って行くのは解るのですが、何故、金貨を300枚も?」
「あのバカがやりそうな事だよ。戦勝記念に酒と金貨をばら撒くんだろ」
全くの悪趣味だ。
「なっ、なんだあれはボッコ!何故あんな物が?」
「いえ。私が通った時には、あんな物は」
オータ領には、立派な砦が出来ていた。
「はっはっは。奴ら驚いてるぞ」
「ねえ、のぶ。これから、名前をなのるの?」
「いや。合戦の事を言っとるのか?それならこの世界では何も無いぞ。勝った時の勝どきだけだ!だが、これから挑発してくる」
「え!?」
のぶの動きが速い。こんなに離れてると声が聞こえないと思ったら、お姉ちゃんがゴーレムをくっつけたわ。。
「よー!ボッコ!さっきぶり!!元気してた?打ち合わせ通りに事が進んで感謝するぞ!!後でご褒美あげるからな!」
「ボッコ貴様!!」
「いえ私は何も!何かの間違えです」
「副官、ボッコを縛り上げとけ!皆突撃だ!!突撃!!」
「ボッコ様落ち着きを!」
「うるさい!副官の分際で口を挟むな!」
「突撃だー!!」
さーって、おおー。来るぞ。さて砦に戻るか。
「みなどうだった?」
「・・・・」
ククク。田んぼゾーンだ。巡回兵なんぞは、見てくれ重視だ。重すぎるし、剣も上手く振れん。しかもこの距離の行軍。疲れてるだろ。そこに来て、田んぼだ。足が取られ動きは更にままならんだろ。ククク愉快である。
さて、こっちの子猫はどうだ?橋からのルートはそれなりに速いが。砦まで半分位来たぞ。いつ撃つ?新兵は、ビビって早く撃つもんだが。どうした?左右の敵は、樽ゾーンに来とるぞ。200は切ったぞ。どうした?お前の腕ならその距離なら当てられるだろ?
おいおい、残り150まだなのか?ククク。もっと引きつけるのか?100、90、80、70、
(バッカーン)
ククク。
ミカの発砲に続いて、他火縄も発砲。更にクロスボウの一斉射。
ミカお前最高だ。他の火縄の腕も加味して、確実に当てる距離で発砲!笑いが止まらん。




