えー!?凄い
「たのもー!!」
「お姉ちゃん!おひさー!」
「ここも大分、変わって来たわね!」
「大変よ〜でも男爵が来てから大分楽になって来たけどね!でも突然どうしたの?」
「ノブに言われて領内で休暇を取れって!ミドリも連れてけって!さあ行くわよ!」
「今から!?用意が!?」
ミドリは無理矢理でも連れてかないと動かないからね!私も休暇を楽しまないと!
おー!!領内もかなりの区画に建物が!?それでもまだまだ空き地が‥‥空から見ると一目瞭然ね!!
「んー久々だー!」
「そうね!私もよ!でもどうやって移動する?」
「そうね。兄貴に迎えに来てもらおうか?」
「姫様〜!!」
「ん?」
「お待ちしておりました。海の見えるほてるのはいやーで御座いますのでどーぞこちらへ!」
ハイヤー??
「まさかくろがねが出来ているとはね‥」
「この車の事?」
「そう!しかしこの猫のマークって何かしら?」
「あー。ルカさんの会社の社章?ロゴ?よ」
「えー!?ルカさん社長なの!?」
「そうよ!私も聞いた時にビックリしたよ」
「しかし海の見えるホテルって??」
「姫様達は、他地域で指揮を執っておりましたから知らないと思いますが、我が社の高級ほてるで御座いますよ」
「はい??」
「まあまあ、お乗りください」
いやいや‥‥ちょっと見ない間に随分と発展したわね‥‥パッと見は現代日本風の建物よ。。父さんも張り切った感じ‥‥しかも看板には見覚え有る文字達が‥‥
「お姉ちゃん!凄いわね‥‥」
「そうね‥‥しかも、びじねすほてるに、からおけぼっくす、げーむせんたーに‥‥居酒屋まで‥‥ホキ車を使った猫運輸ばすまで走ってるわよ‥‥」
「なんも無かった頃が懐かしいわね‥‥」
「まさか海辺にホテルを建てるとは‥領外からもかなりの人が来てるのかしら?」
「そうじゃない?明らかに人が増えた感じだし」
うわー!!海辺は塩田しか無かったのに、整備された港や海の家やら料理処まで出来てるじゃないの!!
「何かザっ海辺のちょっとした町って感じになったわね」
「そうだね!凄い変わりよう」
いや〜海が見える露天風呂に、海産物を沢山使った夕ご飯!!温泉付きの部屋風呂!!朝はビュッフェの食べ放題!
「あーもー!!なんなのよ!!」
「どうしたのよ?お姉ちゃん?大声出さないでよ!」
「快適すぎる‥‥」
「そうね!現代日本と殆ど変わらず笑」




