めんどーやなー
次は正規兵か‥‥此奴らはどーすっかなー。各領主に忠誠を誓ってる連中だからな。出身地を確認したがバラバラで勿論纏まりも無い。頭の士官連中と接触させておらんからな。そうなるとこいつらは何も出来んから‥‥鉱山で強制労働だな。勿論、飯と服はちゃんとしておるぞ。
最も面倒くせーのが‥‥士官の馬鹿貴族共よ‥‥此奴らはどーすっか‥‥余り上の貴族はおらんかったが。もしかしたら近衛が連れて行ったんかな?
この馬鹿貴族共は偉そうな態度だが継承順位が低い奴らばかりだ。恐らく戦で一旗上げてって考えのばっかだ。なので此奴らには1番キツい作業をさせるか。飯も少なめだ!
「ノブ殿。先行してる偵察隊ですが、捕虜を数100名捕まえたそうです」
「そんなにか!?」
「はい。各隊共に捕虜を数十名単位で捕まえた模様です‥‥」
「やもえぬ。こっちからホキ車を向かわせろ!警備隊が収容所を拡大しておるから‥‥」
参ったな‥‥。早めに街へ送り込むか。
「おーい!ノブ!ちょっといいか?」
「ルカか。何じゃ?」
「捕虜の中で残りたいって言う連中と話したんだが、店やっていた奴とか技術持ってる奴とかうちの会社で引き取って良いか?」
「あーー!お前の所でも使えるな!良いぞ!街へ運べば良いか?」
「おう!そうしてくれ!そいつらは任せろ!」
これで少しはこっちの負担が少なくなるな。捕虜の件は一先ずこれで良いかな?
「姫様!前線から電報です!」
「前線から?何かしら?読んでみて!」
「はい!敵捕虜の中で農奴の連中を約150名ほどそちらに送るとの事です!」
え!?150名も!?住む場所は出来てないから高射砲塔で一時身柄を引き受けて‥‥そこから‥‥住む家を作らないと‥‥!?レンガがまた必要じゃんよ!
「よ〜2代目〜」
「げっ!ルカさん!前線で任務中じゃないの?」
「あー戦は終わったよ!写真と印刷原盤を持ってきたんだよー。これは新しい戦車か?」
「その予定!」
「こっちのはジェット機だなこれは?」
「試作機が完成したんでね!」
「これは速度どれぐらい出るんだ?」
「そうだね。950㎞位かな?」
「ほぅ‥‥‥どれ位飛べる?」
「燃料の消費が激しいから1000㎞飛べるか飛べないか位かな?」
「‥増槽無しでか?」
「そうだね!」
「それならよー。武装無し、2人乗り、増槽は固定で前線から‥出来れば北の国迄、飛べるの作れるか?」
「計算して増槽の大きさ決めれば。でも速度は落ちるよ」
「どれ位落ちる?彩雲よりもか?」
「いやいや。流石にそれは無いよ!800とか850かな??」
「ほうほう‥‥それなら3機作ってくれ!」
「へ?」
「それでも彩雲よりも100㎞以上速いじゃんか!燃料は食いそうだが頼んだぞ〜!」
はぁ〜。まあ、ルカさんだから良いか‥‥他にも買ってくれてるし‥‥
そうだ。ルカさんが来てるなら戻る時に、ノブ宛の書類を持って行ってもらおうかな!




