いきなり言われてもな
問題はこれからだな。貴族地区に対しての戦略爆撃を行うか‥‥奴等は金目な物蓄えておるからそれらごと炭にするのは勿体無いが‥‥どうするかな??うむ〜。。。
「ミヤ!ここから海までの距離は?約2500㎞位か?」
「そうですなぁ。それぐらいですが?」
となると‥‥
「飛龍なら25番か50番の各どちらかの一個の爆装で増槽付ければ往復は可能だよな?」
「うーん。そうですな。25番一発なら間違い無く可能ですが?」
「これから飛龍はここから南、特に男爵領より南側の橋を重点的に爆撃せよ!87は今まで通りそのままで!」
「解りました」
今までムカン方面を中心に爆撃をしてたが作戦変更だ!
「‥‥‥‥‥」
まあそうなるよな。先ずは今回捕虜になった内の元の農奴達に話を言ってみたが‥皆、ポカーンだわな。。。
「もう一度話すぞ。もしお前達が農奴の身分から脱出したいなら、我が国は全力でお主達を応援する。開墾した土地はお前達にやる!その間の衣食住は田畑の生産が上手くいくまで保証を行う」
「‥‥本当なのか‥‥?」
「いきなりそんなと言われても信用されておらんのは分かる!しかし我が連合国は、種別による差別撤廃と奴隷制度の廃止を掲げておる。今まで奴隷だった奴等も普通に市民として暮らしておる!今直ぐに答えを出す必要は無い。よく考えてから行動せよ!希望者は我が兵に話せ!」
あれから数日経っておる。住んでる所はザ!収容所だが、食事、衣服、風呂は完璧!逆に待遇が良くてそこでも戸惑っておったな。
次はっと。無理やり兵にさせられた連中か。パン屋やら衣服屋、花屋、調理人やら本当に一般市民。此奴らには元の出身地もある事だから希望者は戻してやりたいが戦の真っ最中。下手に戻っても殺されるかまた戦地に駆り出されてしまう。本人達が1番解っておるが‥‥。そこで戦が終わってから戻りたい奴、戻りたく無い奴、二手に別けてっと。戻りたく無い奴等は、適切を見てから中間の街へ。残りは一先ずここで我々の手伝いにっと!




