表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ある日!家族で転生しました!  作者:


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

483/698

ぶんどり!

「全隊!捕虜に向け射撃用意!変な動きを感じたら発砲せよ」


「貴様らその場で全て脱げ!!脱がない場合もこの場で射殺する!」


「‥‥」


「脱いだら、隊長、副隊長はゆっくりこっちに来い!残りの奴等は走れ!走ってこの場をされ!去らぬ場合も射殺を行う!」


「ふむ。その2人は手錠で雁字搦めにしとけ!舌を噛みきれん様に猿轡も!」


「うへ〜!ノブ見ろよ!鎧の裏に拳銃仕込んであるぞ!見た感じ2発?入りだなぁ」


「その装備、他に何か仕掛けがあるかも知れん!全部持ち帰るぞ!それと荷馬車の操作を覚えつつ撤収するぞ!」


こいつらただの兵では無いな。特殊隊の奴らに違い無い。頭を2匹捕まえたのがかなりの戦果だ。締め上げて情報を吐き出させてやる!


どうにか操作方法を覚えながら街道入口に到着し荷を高射砲塔内へ運び込んでと。荷馬車も確認せんといかんから邪魔にならん所に駐車してと。馬が‥‥また増えたので警備隊へと。捕虜の尋問も任すか!気になるのは勿論!ぶんどった中身だな!


「うひゃ〜!ノブ!凄いな!この1台分は全て帝国金貨だったぞ!」


「他のも鍵ぶっ壊せ!!」


「おうよ!!こっちは金と銀の延棒だぞ!しかしムカンってこんなに金持ちなのか?」


「いや。恐らくこれら帝国貴族の物だ!」


「へ?何で味方から奪ってるんだ?」


「大方、逆らったり反発した貴族から取り上げたんだろ。後は政敵を潰したりとか‥」


「これは‥‥なんか宝石が付いた剣とかも出てきてぞ!」


「剣?家紋は付いとるか?」


「それっぽいのがあるぞ」


「それらは写真を撮っとけ!もしかしたら味方になるやも知れん!」


「解った!こっちは、アクセサリーとか宝石がたっぷりだ!」


「盗むなよ!」


「盗むか!!こっちは絵だなと壺?だな」


「こりゃ〜相当な金額になるぞ!」


「こっちも金塊だ!これは‥銀?いやプラチナかな?」


「まあ〜よく溜め込んだもんだ!」


「ん!?誰だてめー!ノブ!うし‥」


「流石、ルカさん。動かないでくださいね〜!初めて気が付かれてしまいました。この度の作戦、お見事でした。明日にでもあのトゲトゲ列車が到着予定ですので、この荷物と捕虜2名。回収致しますので宜しくお願いしますね」


「このやろー!待て‥‥」


「ルカ!よせ!近衛だ!!」


「近衛?あれが?」


「恐らくだが間違いない!」


「あいつ何処かで会った事のある奴だ!誰だったか‥‥‥んーーー」


あいつまだここに居ったのか。わしらが攻撃では無く、帝国から盗むと解って待機しておったな!!



ふぅ〜。全ての箱開けて確認作業が徹夜になってしまったわ!!朝イチにトゲトゲ列車が待機しておったわ!!しかも真ん中の貨車、増設してきおって!1両じゃ積みきれんからな。近衛の奴等も積込み位手伝えっての!誰1人いやせん‥‥列車には居るんだろうけど‥‥しかし徹底して姿を見せぬつもりか!それがまた恐怖心を煽りやがる!ふぁ〜あ、人寝するか。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ