包囲
「ノブ殿!司令部からカルサ隊、敵と接触!我交戦せり!です」
「了解した!」
「今の所、予定通りね。カルサ隊が抜かれる事ないわよね」
「ばーかー!戦車は全てダックイン。兵は塹壕、その後方にはウェズベ等、野砲を配置しておる。抜かれる事はまず無い」
「姫!ノブ殿!敵進撃部隊、侵入速度が徐々に上がり始めました」
「良いぞ!そのまま待機!」
「先方が後方に展開を急がしてる?」
「恐らく。こいつらは無線は持っておりそうだな?」
「シュトルヒ偵察機より、各隊へ敵約半数が街道入口な到達!」
「良い流れだけど流石に全軍入れるのは無理よね?」
「出来ればしたいが、流石に敵もそこまではおバカでは無い。半分でも閉じ込めれば御の字だ」
(ジィリリー!ジィリリー!)
「こちら高射砲塔物見台!」
「ミヤです!今から60秒後、ロケット弾一斉射撃を願います!こちらからの攻撃もその間中止!時間合わせ願います!」
「解りました!時間合わせ、3、2、1、今!60秒後に一斉射撃を行います!」
「いよいよだな!この一撃で流れが一気に変わるぞ」
「発射!!!」
「うーん?ちゃんと発射されたよな?」
「問題はない筈‥‥流石にここで直接監視が出来ないけど‥」
「司令部より!弾着成功!弾着成功!各隊へ総反撃せよ!総反撃せよ!」
「どうやら上手く行った様だな!高射砲塔隊!攻撃に移れ!」
くくくっ。上手く行った様だな!!これで今回攻め込んできた奴等はほぼ壊滅じゃ。‥‥この音は、攻撃ヘリも出撃したか。この高射砲塔のキルゾーンを抜けても空からの攻撃で平原に居った奴等も終わりだ!
「司令部より各隊へ。司令部隊及び山岳隊へ掃討戦へ移行!カルサ隊は追撃せよ」
「高射砲塔隊!敵の残りがこちらに来るぞ!弾幕を張れ!」
ふぅ〜ここでの戦闘は今回はこれで終了だな。
「ミリオタ!V 1の在庫状況は?」
「240機程度よ」
「敵4箇所野戦飛行場らしき所へ、全弾撃ち込め!!」
それと列車での補給を再開の報を街に入れんとな。




