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ある日!家族で転生しました!  作者:


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逃げろ〜

くっくく。ほれ!それだけじゃここを突破する事は出来んぞ!もっと兵力出して来やがれ!



「ノブ殿!シュトルヒから直伝です!男爵領より更に戦車を含む車両100両以上!こちらに向かってるとの事!」


「おう!そろそろ潮時だ!ウェズベ!煙幕弾連続発射!歩兵隊!後退するぞ!1人も残すな!対戦車地雷を土産に置いとけ!ヤークトパンターは狙える物が無くなっても撃ち込み続けろ!撤収!」


「訓練通り!ウェズベは時速30㎞!ヤークトパンターは時速20㎞で後退せよ!後退中も撃ち込み続けろよ!歩兵隊も乗り込んだら発砲し続けろ!」


「煙幕ホキ車!たっぷりと煙幕を張ってやれ!」


煙幕で敵の動きも見えんがあちらもこっちの事は見えんからな。一時的に速度が落ちるだろよ!

領内に配備してた煙幕発生器が間に合ってよかったわ!ホキに無理やり積み込んでやったぜ!



「よーしこのまま、ウェズベ、ヤークトパンターは後退しカルサ隊長の指示に従え!ミカ隊はここで降りるぞ!」



ん?あの爆発音は、地雷を踏んだな!!


「わしとミカ隊はこのまま高射砲塔へ向かうぞ」



ふぅー!上手く誘い出せたかな??物見に行くか。


「ミリオタ!どうだ?」


「熱探知機だと上手く誘い込めてる様よ!かなりの兵力が街道を前進中!」


「スチュアートとシャーマンを見かけたぞ!」


「それなら交戦距離次第だけど問題無さそうね!でも最初は空襲が来ると思ってたけど‥」


「わしもそう思っていたが‥空は平和だな。戦術がチグハグだな」


「うーむ。統率が取れてないのかしら?」


「いや。統率は取れておるが、他の隊と連携は取れておらんなぁ〜」


「まあ取れてたら取れてたでうちが困るけど」


「まあな。ロケット弾は結局何発設置出来たんだ?」


「900発程度よ。この倍は配備したかったけど、輸送が間に合わなかったわ」


「火力としては十分だろ。後はどれだけ敵がキルゾーンに入ってくれるか」


「敵が上手く航空場に広く展開してくれれば良いんだけどね」


「どれだけの兵力が来てるのかしら?」


「情報だと車両系1500と兵力は2〜30万程度の筈だが‥‥」


「そんなに?それにしては何か変ね」


「恐らく今進行してるのは一部の先発隊的な部隊だろ。まずはどの程度か様子、見てるんだろ」


「その兵力だと正面からぶつかったら不味いわね」


「なら正面からぶつからなければ良いだけだ。その辺は任しとけ!」


「しかしかなりの隊列ね。途切れる様子が全くないわ」


「袋の鼠になるとも知らんで‥‥」


「どの部隊が最初に接敵するかしら」


「それは街道直進で守ってるカルサ隊だ。そこで打ち当たれば、敵は右側面にしか展開出来ぬ。後方から侵入して来る奴等もそちら側へ自然と流れる。ミヤの守備隊か、フナの守備隊がどちらかが反応する筈じゃ」


「この高射砲塔が最後か‥」


「一番最後だな。敵が逆流してくれば進撃して来る奴らと当たって動きが止まる。そこで総攻撃じゃ」

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