やっとか?
警備隊の奴等驚いていたな。。。まあ無理もない‥‥。捕虜は捕虜だ。。。馬はあいつらに丸投げしといてだ。
逃げ帰った近衛の奴等もこれで少しは解っただろ。お前達では役に立たぬと。そうなると今度は本格的に来るだろ。
ふぁ〜あ〜。昼寝していても夜の見張りは眠くなるなぁ〜。静かな夜だが。だが森の中におるな。勿論、暗くて見えぬが‥まあ明るくても見えんがこの感覚はおる!夜戦でも行う気かな?支援砲撃も無いから偵察か?
「ノブ殿!熱探知機の反応で敵が前進して来ました」
「騎兵?か?」
「いえ。恐らくですが歩兵ですね。車両の熱は反応有りません!」
「まだ距離はあるな‥‥各隊に伝達!発砲準備!照明弾を5分後に発射!明るく照らし出したら同時に射撃開始せよ」
ふぅ〜。奴等には学ぶとの事が無いのか?指揮官が貴族どもなのか?これでは兵も浮かばれんだろ‥‥
「全員へ‥‥暫し休息を取れ」
「ノブ殿!ノブ殿!」
「ふぁ〜わ〜どうした?」
「車両熱源発見です!恐らく数十両近く見えます」
「いよいよか?」
「熱探知機だと後続が居るかどうかが判別出来ません‥」
(ヒュルルルル〜)
「全員トーチカへ避難せよ!」
「他の隊も問題ない様です!司令部には報告済みです」
「今回は、野砲からの砲撃を行うか。どうやらやっとまともな奴が指揮をしておる様だな。敵砲撃が終わったら直ちに戦闘態勢を取れ!ヤークトパンター達も砲撃終了後、前進させろ」
既に30分近く砲撃をしておるな。随分と念入りに撃ち込んでおる‥‥そろそろ止むかな?
「よーし!砲撃が止んだぞ!お前ら配置につけ!」
おーおー!戦車を全面に配置の後方には歩兵か?よー見えんが!航空機は飛んでないな?
「司令部へ確認!敵航空隊の動きを確認せよ!」
「はっ!」
「敵航空隊の動きなし!!」
攻撃機とかまだ配置されていないのか??
敵戦車は‥小さめだな。あれは何で言うやつや?記憶から探らんと解らん‥‥
スチュアート?軽戦車って奴だな。37㎜かそれならうちの戦車の敵では無いが歩兵にはちと厳しいのう〜。んー?シャーマンもおるなぁ!
「ウェズベ!砲撃開始!!ヤークトパンターも狙いがつくやつは砲撃せよ!MGは後方の歩兵を狙え!八九式重擲弾も撃ちまくれ!」
良い感じに抑え込めておるな!ほれほれ!どんどん来い!!
ヤークトの88㎜はすげーなー。シャーマンの装甲をあの距離からでも一撃かよ!!




