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ある日!家族で転生しました!  作者:


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新たに建築

中央の街に到着〜。彩雲改はやっぱはえーなー!北の国からあっという間だ!!

妹姫は何処に居るんだ?出来れば男爵って奴にも会いたいんだが‥‥高射砲塔か?まあ行ってみるか。



軍が少し残ってるとはいえ大分、寂し雰囲気が漂っておるなぁ〜 ん?居た!男爵と話してるんか??


「おーい!姫〜!!」


「あれ!ルカさん!如何したの?」


「ちょっと用があってな!このおっさんは男爵か?」


「ちょっと‥‥ルカさん!」


「アッハハー!ルカさんのお話は私も聞いておりますぞ!!変に畏まわれるよりはいいわ!」


「こんな所で2人で何話してんだ?」


「それが‥‥街の景気が悪いのよね。軍が前線に行って、お金が落ちにくくなっちゃってね」


「ん?開拓は?」


「開拓するにも限界なのよね。元々ここに居た帝国人は、農家じゃなかったから開拓しても畑が出来る人が居なくてね。希望者には教えては居るんだけど‥‥」


「ここは元々街道の中心地。外部の人間がお金を落とす仕組みになっておるのでなぁ。一時的な土木の仕事も段々と減ってきておってな」


「‥‥妹姫〜ここにくろがねとカブの組立工場作れるか?」


「くろがね??」


「車っていう奴!知ってるか?」


「車!?知ってるけど」


「今、領内で試作車作ってるからここに部品運んで組み立てられるか?」


「‥多分大丈夫だと思うけど」


「じゃあ、工場建ててくれ!あと細かい所は支店の奴等と話してくれ!」


ルカさんの話を詳しく聞くと。元々カブをここで組立てる構想があったみたいね。そうなると先ずは組立工場が必要だけど私には建築設計出来ないから、領内から設計図を取り寄せて。

部品をコンパクトに運べる様に箱詰めと完成品は‥カブには必要無いけど、車を輸送列車に載せる為のクレーンが必要ね。そもそも列車を増やさないとダメか?ん?そもそも車を運転出来る人が居ないんだけど‥‥完成してもその場から動かせないのでは??


支店のサムエルさんとざっくり話し合いをしてみてと‥‥

私が何と無く感じ取ってはいたけど、サムエルの報告と一致してるわね‥そもそも生きる事で精一杯でその日暮らし‥学校は建てたみたけど人は集まらない‥領内でやったと同じ様に食事を付けてみたけど‥それでも集まらず。金をくれれば来てやると。そもそもの考え方が荒んでいる。

うーむ。領内で成功したから他でも成功するとは限らない‥か。じゃあ思い切って。


「サムエルさん、このやり方如何思う?」


「学力試験大会、参加資格、年齢性別不問。上位15名には、銀貨10枚贈呈ですか?」


「そう。余り好きなやり方では無いけど」


「うーん。しかしこの地での銀貨10枚ならかなりの大金ですが?」


「それでもいいと思う。ここでの賃金は領内の3分の1程度。ここの人ならかなりの大金よ。やる気も出ないかしら?」


「まあ確かに」


「それに成績が良かったら、うちでもサムエルさんの所でも雇っても問題無いし。その人達が雇われたとなれば他の人達も更に頑張るんじゃ無いかと?」


「なるほどね」


「それに上位15名と言ってるけどどの程度か見当ないがつかないから、結果次第で登用してもしなくても解らないと思うのね」


「いやそれは流石に皆に結果を出した方がいいでしょう。姫様が求めてるのは底上げならばその辺ははっきりとさせた方がいいと思います」


「なるほど」

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