到着〜さみー
思っていたより広くて助かるな。前に見た街の様子とは大分大きくなってるな。やるなー王女様も。
無事に着陸したが‥‥王女様の一式があるな。その隣でも止めとくか。さーて。どうしたもんか?誰も居ないな。。。管制とかはそもそも無いのか??無線で呼びかけるかぁ
「こちら、ルカ!応答せよ!」
「‥‥‥」
「こちら、ルカ!応答せよ!」
「こちら、北の国外‥担当員であります。ルカ隊‥‥有りま‥か?」
「そうだ!」
「了解致し‥‥た。その‥‥待機願います。向か‥を寄越‥ます」
無線状況があまり良く無いなぁ。!!吹雪のせいか!!しっかし電熱を切ると冷えるなぁ
ん?あれが向かいか?ホキ車?に似てるが何か型が違うな。北の国が勝手に作ったやつか?
「お待たせ致しました!お乗り下さい。王女様かお待ちで有ります」
「宜しく頼みます!」
ん?このホキ車の中暖かいなぁ。幌じゃ無くて全金属製か!しかも暖房設備が付いてるのか!うちの国にはこんなのねーぞ!!たまにしか雪降らねーけどこれあったら便利じゃね?後で聞いてみるか。夏は冷蔵庫の冷たいのが出る機械、車両に積めねーかな?人が乗る所、涼しければ楽じゃね?2代目に聞いてみるか。
ほぉー近くで見ると大きな要塞?いや。高射砲塔の小さいのを幾つも繋いだ感じ?の街になってるな!うちとかなり違う街造りだな。街の中には雪が無いな?どこに捨ててるんだ??
建物の中に入っていくのか?
「到着致しました!ルカ隊長!どーぞ」
「おっおう!!」
全体が解らん造りだな?街の中にこんな広い空間?しかも暖かいなぁ‥‥あれ‥これって街全体が要塞化されているのか??
「よく来てくれたな!ルカ殿!」
「いえ!こちらこそお呼び頂きましてありがとうございます」
「あはは。ルカ殿いつも通りで良いぞ」
「いえいえ!宜しくお願いします!」
あー、ちぃかれた。。。まさかこんな歓迎?されるとは。。。王女様以外にも偉そうな人に挨拶されて。。。
肉料理は美味かった!流石、肉の国だな笑
妹姫がこっちに来て、色々やってたみたいだなぁ。そのお陰で畜産の生産量が半端なく増えたみたいだな!余り直接話した事はねーが。一泊して明日は、民間用カブの完成品‥‥
やべっ!ぐっすり寝ちまった!朝礼しな‥‥あー。休んで北の国に来てたんだ。しかしこの布団寝心地いいな!軽いしふあふあだし。これも売れるんじゃね?宿屋用に買いたいな。後で聞いてみるか。
「ゆっくり休めたか?」
「あー!ゆっくり休めたぞ!あの布団って沢山作れるか?」
「あれならいくらでも作れるが?気に入ったのか?」
「気に入った!宿屋用にそうだなぁ。高級なのって作れるならそれを100セットとそれより安めのを‥‥そうだな800セット欲しい!」
「そんなにか?それなら直ちに作られるが‥売れそうなのか?」
「多分、売れる!その前に宿屋で使ってみてからな!!」
「‥‥我が国ではなんて事ない布団何だが‥‥お互いまだまだ知らない所で商売になりそうな物がありそうだな」
「そうみたいだな!民間用カブも早く見せてくれ!」
これがそうか。軍で使ってる奴より2回り位小さいな。乗った感じも悪く無い。発動機を小さくしてあるから力が物足りなく感じるけど。近場を走り回るには問題無さそうだな。荷物も籠に入れられるし。
「どうだ?中々の完成具合だろ?」
「うん!気に入った!完成品を50台買うぞ!」
「早い決断だな!嫌いじゃ無いぞ!完成次第、領内に送らせるとするぞ!」
「前に話してた組立て前のカブとは何なんだ?」
「うーん。まだそれはもうちょい先になると思うからちょっと待っててくれ!」




