ルカの巡回?
ん〜。久々に領地に来たな!どらどらみんなの様子を見て回るかな。
おー。軍に人が取られてるのに賑やかだな?難民が増えたからか?ホキ車がかなり走ってるな?何だ?循環バス?あーこれも書物に書いてあったな!これは領主様の発案だな。これもやりたかったけど台数が沢山いるから諦めたんだよなぁ〜。
先ずは、頼んだ一式輸送機を見に行くか。
「おーい!」
「ルカ隊長!珍しい!一式は改修したよ」
「ありがとうな!2代目!これは何だ?車ってやつか?」
「ノブから民間向けって作ってる途中のだけどね」
「うーん。この3種類か?」
「今の所ね‥‥何?」
「これ完成したら乗らせろ!」
「操作方法が違うから!」
「操作方法の説明書書いてくれれば大丈夫!!どうせ試作車、前線に持ってくんだろ?」
「まあ、そうだけど‥‥」
「責任もって俺が見とくから!頼んだぞ!これの名前は?」
「名前?んー。くろがね!1、2、3で」
「‥‥くろがね、か。まあいいか‥‥じゃあなー」
嵐の様だな。ルカ隊長は!
さて、次は宿屋に顔出すかな。変装しないとな!まーけてぃんぐってやつだ!従業員の様子をこっそり伺って見てやるぜ〜。
真面目に皆んな笑顔で働いてるな!よしよしっと!問題は無さそうだなぁ。中立国?の連中が家族連れで結構来てるみたいだな?びじねすほてるの成果かな??
ここが繁盛してるって事はびじねすほてるの方は問題ないか。報告書通りだな。海辺や火山の宿屋は、客も少ないから行ったらバレるから辞めとくか。さて!次々!!奥様の所へ行くぞ!!
「おーい!奥様ー!!」
「あら〜ルカちゃん!お久しぶり〜!活躍ぶりは聞いてるわよ〜」
「頑張ってるからな!奥様も元気だったか?」
「元気よ〜今日はどうしたの?」
「久々に領内を回ろうと思ってな!大分発展してきたな!」
「ちょっと前が嘘の様よ!」
「まあ賑やかになって良かったな!顔見れて良かった!食料品加工頼んだぞ!」
「はーい!」
最低限の必要な所は回ったなぁ〜。本当の目的は、これから北の国へ行く事なんだな笑
ノブの奴は他国へ行くのはガタガタ言うからな。本当なら王女の一式で一緒に行けるのが良かったんだが仕方ない。
もう少しで北の国上空か。一面銀世界だな。こんなに雪が積もった所は初めて見たな。航空路だとこの先に飛行場か。連絡は入れてるんだが応答がないな?無線不調か?まあいいや。しかしこの雪で滑走路は大丈夫なんか?
ん?あれか?吹雪いてるが‥‥雪があそこだけ積もってない。着陸体勢に入るか。




