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ある日!家族で転生しました!  作者:


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再編

工業用酸素ボンベはあるから、多めに作ってもらってこっちに運ばせるか。どれだけ必要かピンと来ないけど。50本も有ればいいか?ボンベには後付け組立式にすれば危険性は無いはず。指示しておかないといけないわ。



領主様から呼び出しが有るなんて、私かやらかしたかしら?


「警備隊長!呼び出しに応じて参上致しました!」


「忙しい所に呼び出して申し訳ないね。まあそんなに気を張らず!楽に」


「はっ!今日は何用で?」


「警備隊は今まで色々な仕事を任せてしまったね。その点に関しては礼を言うよ」


「有難う御座います」


「そこで今まで曖昧になっていた部分もあると思うが、今から話す事を聞いて考えて欲しい」


「メモをとっても?」


「勿論構わないさ。今のままだと警備隊隊長の君の負担が大きすぎる。そこでだ。業務の分散化を行いたい。分散化する事での問題点や不明点を洗い出して欲しい」


「はぁ‥?」


「本来、警備隊である以上、治安維持が主目的であるがその他の業務を別隊として再編成と人員増強を行いたい。警備隊、準警備隊、消防隊、救急隊と。消防隊、救急隊は新規の隊だ」


「名前から察するに、消防や救急に特化した隊という事ですか?」


「そうだ。警備隊でも今まで対応して貰っていたが更に専門性を高めたい」


「なるほど。各隊毎に専門性あげる‥‥」


「装備もそうだ。例えば警備隊全員に装備を渡す事は可能だか、使わない装備や違う作業をして不必要な装備も出てきてしまう。ならば個の装備向上させてって感じだ」


「‥‥‥」


「今直ぐに答えを出さなくても良い。少し考えて纏まったら私に声を掛けてくれ」


「承知しました」


確かに言われればその通りだ。訓練も絞って行える。今までだと幅が広過ぎて時間もかかり過ぎる。専門に特化しとけば‥‥集中的に‥‥か。なるほどな。先ずは‥‥組織の見直しだな。それに得意不得意もあるから人員の適性も‥か。面白い発想だな。私では思いつかなかった。何もかも1人で行う事は‥無理か。



ルカさんから頼まれた、ホキ車も完成したな。各1両、中央の街と前線に運んでくれか。精密機械もあるからギガントで運ばせるか。それに何だこの量は!?カブ20台、ケッテン5両、ホキ工作車2両。ホキ車2両の発動機の改造と燃料タンク増設。この追加分は中央の街にって、何する気だ??しかも恐ろしのは、これらを買い取ってる‥‥


他にサクラから酸素ボンベ50本って?何にそんな使うんだ?これらは積めるだけついでに連山に積んでおくか。専用機の進捗も伝えんとな。



ルカ社長に頼まれて中央の街支店に来たものの確かに人手不足は不味いな。後数人は必要だ!手配しないとな。車両達もまだまだ来そうもないから、情報収集しつつ何か無いかと考えるサムエル様じゃ!

しかしこの街は丘の上とかなり雰囲気が違うな。こっちは元帝国人だからか?うちの系列の食事処はまあまあの賑わいだけど、いまいち活気が無いというか人々の覇気が無いというか。微妙な雰囲気だな。これらは一体何だろうな?景気が良く無いのかな?



「ノブ殿!少し宜しいか?」


「ミヤどうした?何かあったか?」


「情報隊から本日、帝国電波を捉えたと!しかし内容は不明と」


「こっちに敵が移動し始めたかな?ピアン隊と北の王女へ連絡!出動準備せよと。工兵隊にも!」


「了解しました!命令を出します!」

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