表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ある日!家族で転生しました!  作者:


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

443/701

休暇?

ふぁ〜よく寝た。わしも久々にゆっくり寝れたなぁ〜。前線での飯も不味くは無いがやはりゆっくりと食える飯は美味いなぁ〜。


「おはよう〜」


「おはよう〜。昨日の話を詳しく聞くかな?」


「そうね。領内の繁華街を案内して、繁栄具合を驚いてたよ。それにこの宿の大きさも」


「それはわしも驚いたが」


「それにここの食事の種類には特に関心が有ったのかな?色々と少しずつ買って食べていたわ」


「まあ、この世界に無い物ばかりだからな」


「後は私が説明出来るのは農業関係だったので、温室やら水田、田畑の説明と農作物の種類等ね。そこで使われてる農機具にも感心してた」


「それもこの世界に無かったからな。しかも機械化されておるし」


「その機械化についても聞かれたけど、どうして動くとか。説明出来ないから今日は兄さんに任せて、工場地区へ案内を頼んだよ」


「それで見当たらんのか。他は?」


「農作物の保管方法や加工に関してね。母さんの食品工場を見せたわ。案内は、母さんに頼んだけど。そこでも質問の嵐よ。母さんも驚いてたわ。あんた達があの年齢の時と比べても違いすぎるって。転生者?じゃない?ってさ」


「でも違うんだろ?たまたま興味が有るとかなのかなぁ?」


「興味はかなり有る様ね!質問の内容もそこまで聞く?って言うかそこまで知って何する気って感じかなぁ?」


「うーむ。スキルの分に関係あるのかのう?」


「何とも言えないけど、完全に理解したら何かやってくれそうな気迫よ」


「そうか‥。それと娘っ子にもうちから文官2名、今日の夕方にここに来るそうだ」


「そうなの?ノブはあの子どうするの?」


「今も悩み中じゃ!能力が高そうだし、既にヘリやら銃などの腕はピカイチだが軍人として扱うのはちと不味いしな」


「まあそうね。何か北の国の王女みたいな感じがするんだよね」


「そうか‥‥まあ如何するかわしが考えるからお主も久々にここでゆっくりせーい!」


「解ったわ〜」


わしは図書館に行くかな。ミリオタの記憶を共有出来るが情報が偏っておる様な気がするからな。あれから随分時間が経っておるから書物も増えておるだろ。何か目星物があれば儲け物だ。


この建物もあれで建てておるのか。書物は燃えやすいから尚更か。



「ノブ殿失礼致します。伝言で有ります!」


「おう!何だ?領主奥様から、衣服工場へ来て欲しいと事です!」


「解った!向かうと伝えてくれ!」


あっという間に、昼過ぎか。中々読み応えがあったぞ。有意義だったな。呼び出しとは珍しいな。何かあったか?



「何かあったか?母殿!」


「わざわざ忙しい所呼び出して、ごめんなさいね!戻ってきてると聞いて子供達から頼まれてた物が出来たんで見て貰おうかと」


「頼まれた物?」


「新型の軍服よ。防弾ベストとヘルメット」


「ほう!!」


「中々軽量化と性能が見合わなくてやっと出来たわ!これで今までの物より破片や銃弾も防げるわよ」


「怪我人や死人が減らせるな!!」


「苦労したわ‥それに私はこう言うのはよく分からなくて」


「いや。十分じゃ!早速大量に生産してくれ!」


「もうしてあるわよ!今日、既に全線に500着送り込んでるわ。この後は日に300着は送り込めるわよ」


「流石が母殿だな!」


「それと戦車乗る人達には耐熱性能を上げたタイプの服に、飛行機乗りには耐冷性能を上げたタイプの服も」


「これは各兵とも喜ぶぞ!」


「使わなくなった服やヘルメットはこっちに戻してね!再利用するか!よろしくね!」


「承知した!」

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ