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ある日!家族で転生しました!  作者:


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新人

列車の武装化も問題無いか。さて循環バスに乗って戻るとするか。

次はっと。警備隊本部前っと。ここからだと‥‥3番行きの6箇所目で降りれば良いのか。バスちょー便利!!!



ここか!!ここも外から見るとレンガの建物に見えるが鉄筋コンクリート構造か‥‥外側だけレンガ積みか‥‥威圧感を出さない様にはしておるが‥‥やるな親父殿の設計は。窓のガラスにも鉄線を入れた物でしかも分厚い物を使用か。街中を細かく見ると火災、爆撃対してはやはりかなり意識しておるな。

警備隊長はおるかな?行くって連絡するの忘れておったわ!


「ノーブーどーのー!」


「うわっ!!隊長!!背後から声掛けるな!!」


「珍しいですね!本部に寄るなんて!」


「久々に戻ったから循環バスとやらに乗って色々回っておる」


「本部もそうですが、領内の変わり様に驚いたのだは?」


「あー!かなりな!大きい所から細かい所まで驚きばかりさ」


「私が言うのも何ですか、領主様家族は思いもしない発想で次から次へと住みやすい環境、職業を生み出しておりますし、食べ物や道具等もそうですし凄いとしか言い様が無いです!」


「そうだなぁ!わしも驚いておるよ!ところで何だが‥‥」


「新たな文官、2名の話ですよね?」


「話が早くて助かる!おったか?」


「今回ばかりは苦労しました‥‥まさか12歳の女の子に文官って‥‥しかも年齢が近い子にって!!」


「まあ‥‥確かに‥‥で?居たか?」


「勿論、2名を選出させて頂きましたが‥‥なにぶん経験は全く有りませんよ。教育隊訓練中で有りましたので‥‥」


「まあ、経験しながら覚える事も有るだろうし、わしもいきなり外交や内政、軍事につけるつもりも無いから安心してくれ」


「それを解っていただければ問題無さそうですかね?2名は女性、1名は14歳犬族のハーフで格闘戦に強みが有ります。もう1名は10歳ドアーフ族のクォーターで、機械系に強みが有ります」


「成る程な。血統により能力が高いか‥‥」


「勿論2名共に火器訓練完了資格、地上車両運転資格は保有しており、14歳の子は操縦士資格を10歳の子はヘリ操縦士資格を保有ですね」


「2人共に優秀ではないか!!」


「成績も2人共に中の上って感じです‥‥が‥‥」


「‥‥が?」


「‥学校在学中に2人共に問題行動を数回起こしており、注意を受けております」


「はっ!!学生が悪さして、問題を起こすなんて可愛いもんだろー!!それ位の事で目くじら立てるなよー」


「いや‥‥それが‥‥」


「何だ?店で食い逃げか?それとも盗んだのか?わしはそれ位では特に何も‥‥」


「14歳の子は、操縦士訓練中にルカ隊長を馬鹿にしていた同期生機を撃墜しました‥‥」


「へ‥‥?撃墜しちゃったの‥‥?」


「はい‥‥幸い訓練用の武装7.92㎜弾だったので、同期生は重体で済みましたが‥‥教官曰く、見事な射撃位置で12.7㎜だったら‥‥と」


「‥‥もう1人は?」


「まあ、こちらも似た様な感じで、ミカ隊長を馬鹿にした、同期生機のヘリを対空ロケットで撃ち落としました‥‥しかもロケット弾は訓練用で爆薬は搭載されてない物でただ飛んでいく物で‥」


「一体、如何やって‥‥」


「ヘリのローター?部分にピンポイントで24発中、20発当ててローターをぶっ壊したそうです‥‥勿論、空中戦でですよ?凄いですよね‥‥重傷で済んだわけですね。と言うわけで、この2人は優秀で年齢も近くお勧めなので宜しくお願いしますね!!」



 ‥‥‥厄介払いを押し付けられたのかな?

明日の夕方には、ルカの宿に向かわせる事になったが。わしもルカの宿に向かうかな‥ えっと循環バスはっと‥‥


「次は〜ルカの宿〜ルカの宿〜領内にお越しの方は是非、ルカの宿にご宿泊を〜領内にお住みの方も天然温泉、各種スポーツ、ゲームコーナー、癒しのスパがお勧めです〜」


「‥‥‥‥」


何じゃこり!?!?更に建物が大きくなっておるじゃ無いか!!!あいつ!!商いのセンスもこんなにあったのか!?

しかも敷地面積もめちゃデカくなってるじゃ無いか!!


「2〜3日泊まりたいんだが」


「ノブ様ですね!領主姫様とお連れの姫様が既に部屋をお取りになっており、御休憩されておりますのでご案内致します〜」


2人共ここに来ておったのか。領主館に行くと思ったが‥‥流石に男爵が会う前に領主と会っては不味いからか。


「おーす!農筋!おるかー?」


「ノブ〜お疲れですー」


「如何したんだ?随分とぐったりしておるな?久々の領内だぞ」


「ピアン姫よ‥‥領内を案内してたんだけど。私は基本農業関係しか知識無いと話をしたら、是非見たいとしたら質問の嵐よ‥‥」


「そうか‥‥理解出来ておったのか?」


「それが不思議と質問の答えを理解してたわ。そこで理解出来なかった事を再度、質問よ」


「それでその疲れ具合か‥スキルは如何だった?」


「操、撃、分よ」


「3つ持ちか!?転生者か?」


「いや。それは無いわね!私達が持ち込んだ物とか仕組みとかの呼び名は、一切理解出来なくてメモを取っていたわ」


「そうなのか。しかし3つ持ちは珍しいな。分ってのが何なんだか?」


「教会でも今まで無かったみたいね」


「その事は伝えてないよな?」


「勿論、占いって話しておいたわ」


「それなら良いな。その娘っ子は如何した?」


「お風呂入ってご飯食べてゆっくり寝てるわよ」


「そうか。お主もゆっくり休め」

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