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ある日!家族で転生しました!  作者:


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顔出し

「人員に関しては、わしも考えるから対空火器の増産は任せたぞ!航空機に関してもな」


「解った!それと街に帰る時は、この一式に乗って王女様に一式ごと渡して。王女様から言われた専用機だから」


「解った!帰りに乗って帰るぞ」


わしも久々だから領内を見回るかな。

ここの田畑もかなり広くなったなぁ〜。農筋が居なくても、農業部は上手く回っておる様だな。


住宅地域も大分広がっておるなぁ。何だっけな。集合住宅って言っていたか。これも味気は無いが、建築時間も短さには驚いたな。これも効率化ってやつだな。

しかし効率化も限界に来ておるな。原因は軍に人手がってのは解っておるが。こればかりは如何にもならん。


繁華街は中々の繁栄だな。商いが上手くいっておれば経済がまわる!他領地の奴等も大勢きとる様だし、税収に関しても問題無さそうだ。親父殿にも会っておかんとな。


「親父殿!只今戻った!」


「これはノブ殿!お久しぶりですなぁ〜」


「親父殿も少し前より顔色が良くなってるようだな」


「ええ。事務方も大分育ってきたので、今は書類に目を通す程で、町の様子も見に行ける様になりましたよ」


「それはなりよりだな!わしも見に行ったが上手く回っておる様だな」


「そうですな。中立国からは輸出量が毎月更新しておりますし、北の国とはお互いに不足している物を輸出入でこちらも月々更新しておりますね。しかも北の国の定住化によって子供達の死亡率の低下、栄養状況の改善、ベビーブームも起こって、出生率が凄い事になっている様です」


「ほぉほぉ!!素晴らしい!北の国はこれから更に大きくなりそうな感じだなぁ」


「今の所、上手くいき過ぎて怖いくらいですな」


「確かにな。親父殿はこのまま内外政をよろしく頼む」


「はい!お任せを」


ガイにも顔を見せに行くか。鉱山地区に居るのかな?歩くには遠いな。さて如何したものか‥‥

循環バス?何じゃこりゃ??何々?銅貨3枚で各バス亭迄行けます‥‥か!

運行時刻表?これは‥‥これに乗ってみるか!鉱山にも行く様だし!!


ホキ車を改造した人を運ぶのに特化した車両か!後ろに階段が付いておるな。

車掌とやらが料金の回収と乗り降りの手伝いか!こんな物いつの間に!流石やりおるな〜!!

軍用で開発した物も使い方によっては民の為にか。奴らの為にも早く戦を終わらしてやりたいが‥‥‥

こうやって眺めながら街を見るのも良いな。


ん?総合病院‥‥?これも建てたのか‥この作りは‥高射砲塔と同じ材料での作りだな!

待てよ?よくよく見ると各箇所に高射砲塔と同じ作りの物が‥‥

くくく。やりおるな親父殿!爆撃に対しても抜かりはないって事か!!恐らく地下にも何やらありそうだ!ここからは見えんが屋上にも何やら隠してそうだな。

そうか!警備隊長も噛んでおるな。防空強化を依頼しておったからな!


おーおー相変わらずここは雑多な雰囲気だな笑 

管理事務所はこちらに??こんな看板も建てたんか。


「よー!ガイ!!」


「おー!ノブかー!久しぶりだな!!」


「どーよ調子は?」


「そうだなぁ!めちゃ忙しいぞ!何せ前線からあれやこれや催促されてな!!」


「ガッハッハ!!まあそう言うな!!暇よりは良いだろ?」


「まあな!」


「列車関連はここで整備、組立もしておるのか?」


「そうだぞ!何せ重量が重いもんばかり運んでるからな!痛みが激しいからな!こまめに見てやらんとぐずるからな!!」


「なるほどな!安全第一だ!そうだ!あれも完成したぞ!」


「あれ?」


「列車の対空火器搭載車両だよ」


「もう出来たんか?」


「ただの車両に武装化だけだからなぁ!簡単すぎるぜ!動力車の前後ろと最後尾に1両づつだ!1両に付き対空火器は12.7㎜×2丁と20㎜連装を一門だ!基本人員は3名だ!それに3両に対して指揮官1名の仕様だ!」


「良いな!!生産は開始してるのか?」


「おうよ!しておるぞ!動力車の装甲化もしておるぞ!しかし前線の雲行きは怪しいのか?」


「いや。今の所は問題無いが。補給線が列車を使ってる事が敵にバレたら狙われるのは間違い無いからな」


「成る程な!しかし人員はどうするんだ?これ以上鉄道部は無理だと話しておったが」


「それに関しては軍から出すさ。中間の街と前線の間だけ、軍人を乗せるだけだ。領内迄は軍人を乗せるつもりはないからな」


「あー。成る程な。街では止まるからその間を行き来させれば問題ないか」


「そうさ。完成次第こいつを走らせてくれ」


「おうよ!任せておけ!」

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