何と‥
「他に私に出来る事はないの?」
「今まで通りにやってくれれば問題ないさ〜」
「そう?中間の街へ私は、戻るわ」
「はいよ〜」
ここが中間の街だと?数年前に一度訪れたが‥‥丘の上にこんなに広大な畑が広がってるとは‥‥入口でも見た‥車両と言っていたな。
ここにもこれだけの色々な車両が有るのか‥用途に分けた物なのか!?
ふぅ〜これは私でやっていけるのか?何もかも違い過ぎる‥
これはこれは‥‥娘と変わらん年頃の子が実務を‥文官2名と引継ぎ相手の2名と姫君が相手とはな‥言っている事の半分も理解出来ぬ‥‥
ははは‥‥これは相当な時間が掛かるな。。
「男爵。全て理解出来なくても良いので少しずついきましょうね」
「はい‥」
まさか子供に諭されるとは‥‥しかし何だ?この娘と話してると成人女性に近い感覚を受けるな‥‥
「気長に理解しつつ、頑張りますかな」
男爵が来てくれたお陰で、私の責任者もお役御免になるかな。本人はかなり混乱してるみたいだけどね。早く畑に行きたいわ!
「ただいま〜」
「お帰り〜お姉ちゃん!前線は如何だった?」
「ここより、明らかに前線基地って感じだったわよ」
「そうか〜」
「ところで何検品してるの?」
「ノブからの指示で玉薬詰めた竹筒を大量に作らせてるみたいよ」
「こんなに?何に使うの?」
「確か工事の爆薬に使うって。作れるだけ作れって領内で作らせてるみたいよ。そんなに大規模なの?」
「んー。まあかなりの規模ね。高射砲塔もここの3倍位の大きさよ」
「へぇーそんなに大きいんだ!じゃあこの量も納得なのか?」
「ん?どんだけここを通過したの?」
「んー。確か、30トン近くだっかな?」
「30トン?!?」
「そうよ。領内でまだ10トン近く在庫と製造中なのが6トンだったかな?」
え?なに?!いくら何でもそんな量、不必要な筈だけど‥
「そうなのね‥‥」
またノブからの電報か。なんじゃらほい。
高速型列車の武装化?
1編成に付き対空火器装備の車両を最低2両。出来れば3両を加える事。
いよいよ列車に対しても攻撃される可能性ありか。。
貨車を改造して装甲板をつければ良いな。武装は‥‥12.7㎜〜37㎜砲を取り付けてみるか。ロケット弾もかな?
機関車にも装甲板を増設しないと不味いなぁ。
早速取り掛かるとしますか!
そもそも更に新規車両を作らないと不味いな。本数が不足して来たな。列車の速度はこれ以上、上げる事は出来ないしな。
ギガントも増産してるけどまだまだ足りんな。52から一式輸送機にしても速度は向上して回転は速くなったけど、まだまだかな。
ギガントの発動機を試しに強化してみるかな。速度が上がれば多少は回転率改善するかな。
V1の大量生産も控えてる事だし。急ぐとするか。
流石の男爵も戸惑って居るわね‥まあ仕方のない事だけど覚えてもらわないと。私なんかより統治に関しては、大先輩だから聞き慣れない物も覚えればなんて事無い筈!!こちらの文官と新たな文官の相性も問題無さそうだし。引継ぎは順調に進みそうだわ。
早く畑に行きたいなぁ〜。引継ぎ終わり次第前線も見てみたいな。




