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ある日!家族で転生しました!  作者:


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まさかな‥

「ノブよ。少し話があるんだが‥」


「何じゃ?その感じだと‥やな予感しかしないんだが‥」


「あの姫君の事だ」


「あー。すまんなぁ。王女様よ。面倒見させてしまって」


「いや。妾は妹が出来た様で何とも思っていないぞ」


「じゃあ何じゃ?」


「姫君が色々と興味を持ってな。教えておったのだがな」


「興味を持つ事は、良い事だと思うぞ!今までに我慢していた反動だろ」


「そうか!なら良かった。ミカ隊長と同装備の手配を頼んだぞ」


「はぁ‥‥?駄目に決まってるだろ!」


「何故だ?中々上出来な射撃結果だったぞ」


「はぃ??一体、何を教えたんだ!?」


「銃火器全般と戦闘ヘリの操作かな」


「‥何て事を‥」


「ミカ隊長が言っていたんだが、スコープとやらを付けた状態なら私には勝てんけど、どの狙撃兵より上手いと」


「‥まさかスキルが当てはまったのか!?」


「いや。ここでは調べられんからな。しかしあれは間違い無くスキルが当てはまっておるはず」


「‥そうか‥装備に関しては、わしが手配しとく」


「頼んだぞ」


まさか戦闘スキル持ちだったとわな‥中間の街で調べる予定だったが‥それは後回しにするかな。

うーむ。となると少し予定を変更するかな。


志願兵の他に、募集兵も30人集まったからな。合計50名が集まったからな。10名程度で4小隊を編成するか。

本来なら領内で練成予定だったが、ここに中野学校の教官を呼ぶとするか。

こいつらを帝国内に潜り込ませば情報収集が可能になるな。

わしらじゃ帝国内の習慣が違い過ぎるからこいつらなら直ぐに溶け込めるだろう。



「ノブ〜ここでの決戦はどれぐらい先だとみてるの?」


「そうだな‥‥早くて1ヶ月半。遅くとも3ヶ月以内だ」


「1ヶ月も有れば、ここの要塞化は間に合うそうね」


「そうだな〜」


「随分と余裕ね。こっちから攻撃はしないの?」


「こっちからも攻撃はしたさ。一式によるV 1攻撃を」


「報告書は読んだわよ。それ以外よ」


「何を苛立っておる?」


「いや。この領地まで占領出来たお陰で資源も安定して入って来てるし、兵器生産も順調に推移している。軍の練度も高い。だから」


「こっちから攻撃し帝国内へ侵攻して帝都を攻略か?」


「分かっているなら‥」


「まあ落ち着け。まだ報告書を回してないが、男爵領を一時的に占領して分かった事がある」


「何よ」


「帝国の国力よ。地上車両で恐らく5〜6倍以上って事が解った。男爵領の帝国軍施設から押収した書類からだ。航空機に関しても何か手掛かりを探してる最中だ」


「5〜6倍‥そんなに?」


「ああ。車両目撃情報も含めての判断だ。人口に関しては推定だが。お前の言ってる事も解る。強力な兵器、兵の練度。わしだって今が動きどき!って思っておる。しかしながら戦線は2箇所だ。ムカンと連動しなければ我々は敗北する。機を待て」


「それが2ヶ月以内にか‥」


「まあ、任せろ。負けはしないさ」

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