そろそろ
準備は完了だな。後は潜入隊からの連絡待ちになるか‥‥いや。こちらからも念の為、連絡を入れておくか。
「ミヤ!ヘリ隊は準備完了になった。潜入隊へ連絡取れるか?」
「いや。こちらからは無理です。向こうからの定時連絡のみです」
「そうか。こちらの準備完了と伝えよ。作戦書はまわしてあったな」
「問題ありません」
「後、建築経験ある兵を領内に戻してくれ。難民用の寝床が足りなくなるみたいだ‥」
「解りましたがここの建築が‥」
「それは仕方ない。向こうを優先しよう」
蜻蛉返りになってしまったな‥‥定期輸送便だと中々時間が取れない時あるな‥‥かと言っても自分専用機なんて贅沢だし‥帰りは直便が無かったから街経由か。まあ仕方ないな‥そういや〜個人装備の無線機なんに使うんだ??
次の便迄少し時間があるな‥ミドリが居る!なにしてんだあいつ?
「何してるん?」
「あー。また来てたの?」
「前線からの帰りよ」
「そうなのね」
「で、何してるの?」
「魚に餌やりよ。放流しっぱなしで忘れてたみたい」
「えー。よく生きてたな‥」
「餌とかはあげなくても育つは育つからね」
「そうか‥‥‥」
潜入隊と連絡は取れたが、3日後に救出をか。発煙弾で戦略拠点知らせると。攻撃目標はこれでハッキリするな。ヘリ隊に話をしに行くか。
「王女様、作戦決行日は3日後です」
「ミヤ司令!解りました。明日は1日休暇を取らせます」
「練度は高そうですな!」
「問題ありませんが、救出が上手くいくかは何とも‥」
「こればかりは何とも言えませんが成功させましょう。作戦計画は変更なしの予定です」
「了解した!」
妾も明日は休むとするか。
休みになったとは言えここには何も無かったな‥‥飛行場に、採掘場、建築中の建物‥‥テント内で休むか‥
「よう〜暇か?」
「何だ?ノブよ。茶化しにでもきたのか?」
「まあ、そんなに怒るなよ。明日はお前も出るのか?」
「勿論そのつもりだ」
「お前の意思ならわしは何も言わんが‥まあ気をつけてやれよ」
「お主に心配されるのは気持ち悪いものだな」
「わしなりの心遣いだ。ゆっくり休んで明日は頼むぞ」




