立ち寄り
「領主代行〜元気〜?」
「兄さん何よ!」
「気が立ってるね〜。新兵器を前線に持ってく途中で立ち寄ったよ」
「領内は如何なの?」
「まあ、至って平和かな?」
「それならいいけど‥」
「溜め込んでた物資大分減ったね」
「前線に大量輸送よ。ギガントも使って」
「ギガントも量産したからムカン以外にも使える様になったんだよ」
「そう言えば、飛龍だっけ?少しずつ来てるけど、まだ来るの?」
「そりゃー送るよ。一式の代わりだもの」
「軍は訓練してるけど一式は如何するの?」
「それもノブに確認しに行くんだよ」
「そうか。聞いておいて!」
空から見た感じでも問題無さそうだな。当人も元気そうだし。サクラは見かけんかったな。どこ行ったんだろ。さーて、前線へ行くか。
線路も計画通り直線に引いたんだな。やるな鉄道部!補給は問題無さそうな感じだな。軍用飛行機も慣れれば快適だな。本来なら乗り心地の良い旅客機でも作りたいんだけど。
もうちょっとで到着か。
思っていたより広い飛行場だな!さっきの500㎞飛行場と大違いだな!!
司令部は何処だ‥‥!?テントが張ってあるからそっちに行くか。
「ミヤさん!丁度よかった!集音マイク完成したので持って来ましたよ!」
「もう出来たんですか?」
「改良して見てもわかる様に電気信号も表示出来る様にしました」
「ほぅ〜!それなら目視でも確認出来ますね」
「色々試して見て下さい!取扱説明書はこれです。ノブは何処に居ますか?」
「高射砲塔建設の所かな?」
「行ってみます〜」
ここか?大きいな!街の倍以上あるんじゃないか?ノブは何処に居るんだ??
「ん?二次元!わざわざ来たのか?」
「ミヤさんに頼まれた物が完成したから。それと聞きたい事あったし」
「なんじゃ?」
「供与零戦の武装の件は、北の国の12.7㎜が生産可能になったから武装強化出来る!」
「良かったではないか!」
「後、軍から人員戻して貰ったんで、零戦生産方法を変更して、今まで以上に効率が良くなった」
「素晴らしい!じゃんじゃん作れ!」
「作っては居るが問題が発生する予定!」
「その言い回しは何だ?未然に防げ!」
「ムカン操縦士が2ヶ月程で枯渇する!」
「はい??」
「今度は人より生産機数の方が上回る!」
「‥‥と言われても‥‥向こうからは文字、計算できる奴を送って貰ってる‥」
「それは知ってるけど‥」




