銃殺
発、侵攻部隊
戦車、6両中破修理可能。ホキ車、3両大破修理不可。重軽傷者、39名。死者、0名。航空隊、被害軽微。敵捕虜、238名。奴隷解放、859名。敵戦車撃破、13両。輸送車撃破、6両。その他、確認中。
飛行場制圧完了、航空隊の運用問題無し。警戒しつつ残敵掃討中。
さて、わしも輸送機と共に向こうに行くか。
森の中に敵が潜んでおったか‥‥52にがもう着陸しておる。北の国のか。何があったんだ??
司令部は何処だ‥‥ここか。
「ミヤ!ご苦労!!」
「ノブ殿!」
「上手く行った様だな」
「反省点は多々有りますが‥概ね上手くいきましたな」
「北の国の52が先に来ていた様だが?」
「報告した奴隷?ですが解放しましたが衰弱が激しく急遽、水を運んだ様です」
「水を?」
「はい。酷い有り様です‥非衛生的な‥」
「そうであったか‥‥付近の状況は?」
「制圧しているので問題ないです。中央街道の入口に哨戒を張ってます。平原なので動きは直ぐに解ります」
「そうか。わしは付近を散策する」
街道の入口へ行ってみるか‥
ん‥‥‥‥なるほどな‥‥‥
さて、山岳方面に行くか‥
森と山岳の間は、2㎞位か‥‥??
山岳‥まあそこそこの高さ‥所々鶴嘴で掘った跡があるが‥‥陣を作ろうとしたのか??
飛行場の広さは運用上問題無いな。
あれは‥北の国の連中は入口近辺に野営地にしてるのか。よくもまぁ〜ここから道を作ろうと考えたもんだ。ん?
「何だこいつ等は?」
「はい。奴隷?ですかね?檻にから救出しました」
痩せ細って‥‥まともな状態のやつが1人も居らんではないか!!!
「おい!王女は何処におる!」
「はっ!この先にある横穴へ、帝国兵数十名を連れて行きました!」
あの馬鹿!まさか‥‥‥
パッン! パッン! パッン!
あっ‥‥‥
「王女よ‥‥まあ、解らないでもないが‥」
「すまんな‥‥しかしな許せる事と許せない事があるのでな」
「医療物資は手配して有る。使ってくれ」




