頑丈な
むむむ‥‥
警備隊長から集合住宅の建設の催促が‥‥
急ピッチで建設してるがまさか要塞のキャパが予定より早く越えてくるとはな。かと言って、街の方も余り抱えてられないとの報告も来ておる。元要塞近辺に、テントを設営してもらう。あれならかなり数あるからな。その間に建築を急がせるか。。。
輸送用ヘリの操縦も大分サマになって来たな。空中停止状態からの降下訓練も始められる様になったわ。数が揃えば高機動の歩兵隊が完成だな。最も供給して欲しい物だな。
ん?零戦隊がもう帰って来た?随分と早いな。一式が見当たらないが‥‥
いや。あれは前線に居た奴等か?部隊を移動させておるのか?他国の軍だから聞きたいが教えてくれないだろうな‥‥
これから前線に居た零戦隊を送るか‥
となると取付をしろって事だな。前線に居た機体ならそんなに修理は要らないはずだから大丈夫かな。
これが終われば全機過給機付になるな。そうすれば更に人員に余裕が出てるか‥
震電の開発に充てて、零戦の後継機開発も進められるかな?
飛龍の試験飛行、模擬戦の結果も良好。実戦はこればかりは解らん‥1度街に持っていくか。
この時間だと護衛零戦隊は、500㎞航空場に到着した頃かな?
一式はここに到着するのはもう少し掛かるな。前線に居た零戦は全てここに集め半数を領内へ戻すと。改造と休暇を兼ねてだ。ずっと出ずっぱりだったからな。
地上隊はもう暫く我慢してくれ。1500㎞飛行場を占領する迄。
さて、一式隊の出迎えでも行くか。
「只今戻りました」
「ご苦労!報告を!」
「はい。各隊発射位置からV 1を発射。問題無く切り離し成功です」
「よくやった!明日から稼働機の3分の2を動員した攻撃を実地。残りの隊は休暇だ!」
「はっ!解りました!」
暫くこの形で連続攻撃を行うとする。V 1の在庫はまだたっぷりとあるからな。
敵新型と思われる戦闘機と接敵せり‥‥‥
内容が内容だけに、ノブ殿に報告するか。
「ノブ殿。少しよろしくか?」
「どうした?カラン?」
「本国から気になる報告が‥‥」
ん?どれどれ?
零戦による単機、地上機銃掃射任務中に、敵新型機と接敵せり。交戦状態となる。
速度は同等と思われるが旋回性能は零戦に有利。
攻撃を行ったが12.7㎜を数十発命中するが撃墜ならず。
弾切れになった為、7.7㎜MGを発砲し連続命中弾を与えても歯が立たず。
急降下速度は追いつけず。目標を見失う。
「頑丈な新型が現れたと‥‥?」
「その様です‥」




