仕方ないか
「何の事やら、話が見えんな」
「では、ハッキリ言うか。お前の所のカブ歩兵隊を全て、ヘリ部隊へ置き換えて欲しい」
「はぁ?たった、各1機しか出来ていない物を?」
ほぉほぉ〜。そこまでしかまだ知らんか!
「それじゃ〜!あの偵察ヘリは既に、対地戦に特化した武装ヘリで製造を始めておるし、輸送用ヘリも多少の攻撃力を持たせて製造中だ!」
こいつめ!!!!
「その新型を全て渡すと?」
「あーそうだ。勿論、試験用とかたまにうちも必要になるかもせんが、基本お前の所に全て渡す!どうだ?カブより機動性はかなり上がるし、知ってると思うが輸送力自体もホキ車より多いぞ!」
「‥‥‥‥カブは没収か?」
「はぁ?没収はしない。お前の所で組立は任してるだろ?完成品はムカンへ送っとるだろうが!しかしながらただカブを使わず保管するならムカンへ送りたい」
「ふぅ‥‥やな奴め!!」
「褒め言葉として頂いておく。ヘリ操縦の為の人材を領内じゃなく、ここへ送れ!!カブ隊からも操縦士、整備士を選抜しろ。領内に有る練習機も全てここへ持って来る。但し、製造数に限りはあるから、完成次第ここへ持って来させる」
「‥‥解った。そう指示しておく」
「なら、話は早い。ヘリの名前はまだ無いが、この前お主も見た、偵察ヘリは練習ヘリとして使ってる。輸送用ヘリは、多少の攻撃力を持たせたヘリ、それと対地攻撃に特化した武装ヘリの性能を書いた書面がこれだ。目を通しておく様に!」
既に、そこまで進めておったのか??
くくく。驚いてたな!!わしらが渡したエグニマを使っておるのだ。こっちだってその対応してるだろうがよ!
とっくにボンバを開発してるぞ!まあ両方とも仕組みはよー解らんが。母殿が数字に強そうなスキル持ちを集めて、二次元も噛んでおる。切札を 1枚使ってしまったが。
今頃、あやつも焦っておるだろうなぁ〜。新し物好きが仇になったな!
奴め。妾も迂闊だったな。この機械も向こうからもらった物だ。この複雑怪奇な機械は、理解出来ぬ。国の奴等でも今だに仕組解読不能だ。奴は、これを解読する方法があると言う事か‥‥なーに。解読されてれば、その対応するまでだ。
またノブからの指示が‥‥
今度は、ヘリ操縦訓練等こっちの街で行うので、人材、機体、資材取り合えず必要な物全て送れ!機体が完成次第取りに行くから!
一体何があったんだ!?
まあ、今回はそんな無茶振りじゃ無いから良いけど。
新型の2種類は、各20機程度無理せず製造せよ。武装は、37㎜×3か。武装変更して、持ってくか。
さーて。リン鉱石を掘り始めるわよ〜。本当に、うちの兵隊さんは優秀だ!鉱山で働いてもいたから、こう言う時は非常に助かるわ!
しかし、この森も濃いわね‥まず伐採からね‥‥色んな植物があるわね。この辺はミドリ何か探したのかしら?私の鑑定だと何度やっても結果は出ないわね。これは、藤の花?かな?私だって少し位解りますよ!




