楽しかったです
「ブレトは信用できる奴なのか?」
「そこは問題無い。何せ帝都で異議申立てし過ぎて、飛ばされたのよ。あんな奴がもっと沢山居ればな」
と言った後説明を始めた。
我々が領地を手に入れてから帝国の腐敗は、更に進んで貴族どもはやりたい放題よ。今思えば、我々傭兵団を遠ける為に領地を与えたんじゃ無いかと思ってる。いつか内乱に発展するんじゃ無いかと思うぐらいにな。
「そうであるか。。他に俺が知ってる奴は生きてるか?」
「そうだな。ここの近くなら、兎族覚えてるか?」
「おう!双子のだろ?」
「そうだ。今は弟が纏めてるよ」
「兄は?」
「反乱の疑いで殺されたよ・・奴がそんな事する筈がない!帝国に嵌められたんだよ。そのお陰で残った奴は農奴にされた。今は必死に100名程を纏めてる」
「そ奴らはいまは何処に?」
「帝都の西側の半島だ」
「ここからだと南西方角か?」
「辞めとけ。南西には例の魔の木で我々足の速い奴でも1週間抜けるのに掛かるし、半島は砂浜、大型船は座礁しちまうし、小型の船だと漕ぎ手が足らん」
「助けようとしたのか?」
「ああ、でもお手上げさ」
「そうであるか」
「ところでどうやって、領内に入った?」
「トンネルを掘ったぞ」
「なに!?どうやって!?」
「それは秘密だが、今後トンネルを広げる予定があるので、密約を結ばないか?」
「ほぉほぉー。お前らしくていいぞ」
「詳細はまた、現当主から書面を貰ってくるそれと、お前例のものを」
「何だ?苗木??」
「この書面に書いてある事は誠か?」
「はい。早く育ち、栄養価も高く土地を選びません。また料理方法も豊富で御座いますので、試しにこの苗木をお城の片隅でも育て、納得して頂いてから農家へ配布を検討しては如何でしょうか?」
「解った。検討しよう。先程の話だが何処にトンネルを掘ったんだ?」
どこ?と言われてもどこ?
「仕方ないな。お忍びで私も行くから姫様、案内を頼む」
「はい。しかしながら街を見ながらでも宜しいでしょうか?」
「構わないぞ」
城下町は、活気があって人々か生き生きしてる。私達の村もこんな風にしないとね。
価格のチェックもしないと。屋台もあるー!
焼きそば?ぽいのや串焼!中々美味しい。
城下町を離れると農村風景。更に進むと森が広がる。この森を山方向へと。
「こんな所にトンネルか。しかし子供用だな。人族の大人でもギリだ。念の為、近衛兵の訓練地として警備するぞ」
「有り難うございます」
「ちょっと待ってろ。向こう側行ってふいごを動かしてくる」
「ふいご?」
「はい。狭過ぎて空気が流れないので、向こう側で風を送ってるんですよ。このまま入ったら空気が無くなり死んでしまいます」
「ォ〜ィ。ィィ〜ゾ」
「本日は、突然の訪問なのにご対応有り難うございました」
「姫様、またいつでもいらっしゃい」
まさかのぶが戻って来るとはな。これは大きな風が吹きそうだ。




