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ある日!家族で転生しました!  作者:


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トラトラトラ

「のぶ殿、本国からエグニマ電報で新型爆弾、製造完了連絡が来ました」


「よし。新型爆弾、魚雷はトロッコにてこちらに輸送。陸攻隊を戻させろ。製造が終わってる航空機も全てこちらに。ムカン方面輸送は、一時中止。輸送機もこっちへ」


「了解しました。直ちに作戦準備に移行します」





「航空隊がここまで集まるのも爽快だなぁ」


「はい。稼働機全てですからな」


「何機稼働しておるのだ?」


「零戦、263機。Ju87、193機。一式、59機。52、43機。ギガント、8機。98式、32機。彩雲、9機。一式空中警戒機、3機。以上ですな」


「くくく。かなりの大所帯だな。足の短いのは500km地点で補給に爆装後出撃か?」


「はい。その予定です。52、ギガントが先発隊。その後、Ju87が続きます。帰りは燃料不足機が再度、補給を行う可能性が有ります」


「よしよし。街道にライオン地上軍も配備済みだよな?」


「抜かりは有りません。被弾もしくは発動機不調の場合は、街道付近に不時着もしくは合流せよと、指示を出しております」


「さーて。作戦開始と行きますか」


「はい!」


1人でも多く帰って来いよ。



「全機飛び立ったな」


「今の所問題無く、進んでおります。恐らく20数機程度は、発動機等の不調で戻って来るとは思いますが」


「それは仕方ない事だ。さてどうなるか」


「零戦隊、Ju87隊、98式隊で戦略目標及び疑わしい目標を全て潰す予定」


「まさか供与予定の航空機迄、使うとわな」


「遊んでる機体は全て使わないとですよ」


「あはは。後は、連絡待ちか‥」





「一式空中警戒機、1号機より入電。無線封鎖解除。各零戦隊、帝国領内に潜入せり、これより各目標に凸」


「始まったか‥」


「一式空中警戒機、1号機より入電。98式隊、帝国領内に潜入せり、目標穀物庫へ爆撃開始」


「一式空中警戒機、1号機より入電。各Ju87隊帝国領内に低空より潜入せり、各目標へ」


「一式空中警戒機、1号機より入電。98式隊より、我爆撃成功せり。しかしながらJu87追加攻撃求む。我離脱せり」


「記録手!無線機から耳を離すなよ!地図に記載せよ!」


「一式空中警戒機、1号機より入電。敵機らしき反応あり。南東、距離52km、高度1800、10機。第4零戦隊へ攻撃求む」


「一式空中警戒機、1号機より入電。第12Ju87隊、敵対空火器撃破せり」


「一式空中警戒機、1号機より入電。敵機らしき反応あり。南南東、距離49km、高度、2000、12機。第16零戦隊へ攻撃求む」



「どうやら迎撃機が上がり始めたようですな」


「そうだな。思ったより反応が早いと思うのだが。ミヤはどう思う?」


「こちらからの爆撃でからの反応なので、無線か電話等の連絡体制はある様ですな。電探での反応では遅過ぎます」



「一式空中警戒機、1号機より入電。南南東より更に反応あり、距離56km、高度2100、16機。第5、第8零戦隊へ攻撃求む」


「一式空中警戒機、1号機より入電。南より反応あり、距離62km、32機。第2、第6、第9、第10零戦隊へ攻撃求む」


「一式空中警戒機、2号機より入電。輸送爆撃隊、帝都上空に到達せり。爆撃開始せり」




「輸送爆撃隊が上空に達した様ですな?」


「このまま敵機の妨害が無ければ良いが‥」



「一式空中警戒機、3号機より入電。一式陸攻隊より、輸送爆撃隊に感謝する。港攻撃目標へ攻撃開始。トラトラトラ」



「奇襲成功です!」


「輸送爆撃隊の攻撃で港が照らし出されている様だな!」



「一式空中警戒機、2号機より入電。輸送爆撃隊離脱行動開始。敵無線、傍受せり」


「一式空中警戒機、3号機より入電。一式陸攻隊離脱行動開始。東より反応あり、距離80km、高度1600m、約40機。北上中。1号機注意されたし」


「一式空中警戒機、1号機より3号機へ了解」


「一式空中警戒機、2号機より入電。輸送爆撃隊全機、戦線離脱帰投する。我、1号機の支援に向かう」


「一式空中警戒機、3号機より入電。彩雲、4号機、港より5km地点にて大爆発目撃」

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