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ある日!家族で転生しました!  作者:


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強行偵察

オータに随分長い事居てしまったな。ここには、貴重な情報が沢山あり時間が足りなくなってしまうぐらいだ。気が付けばもう時期冬か。本国からは、温水管の設置も全ての住人迄行き渡った。更には余力分も各家畜棟にも回す事も出来たし、余力熱で塩生産棟、醗酵棟、きのこ棟等も完成した。国民突撃銃もやっと軌道に乗った。手榴弾の製造も始まったし、今度はRPG7の委託生産ももう時期始まる。砂鉄、泥炭の備蓄も恐らく一冬は越せる量も済んだ。雪が積もればこれらの回収は不可能になるから、間に合って良かった。一度本国に戻るか。



彩雲も5機完成したなー。問題無く偵察を行えてる様子だな。特にトラブルの連絡も来てないし一安心だ。更に製造しないとな。

ムカンの人達も96戦の操縦も大分上手くなったみたいだし、98式の爆撃訓練も順調そうだなぁ。春辺りにムカンへ向かうのかな?整備士もかなり育って来てるし。



パンツァーファースト3も製造がやっと進んできたわ。本物よりどうしても射程や破壊力は落ちるけどのぶやミヤさんに確認して貰ったけどRPG7よりは性能が高い事が解ったか無事に生産に移れたわ。

北の国からから完成した国民突撃銃も問題無く作動したわ。順調に生産出来てるみたいで一安心だ。これらは直ぐにムカンに運び込まれたわ。


開拓地は一面緑に覆われたわ。無事に育ってくれて助かった!皆んなにも住居も行き渡ったし。冬前に間に合って安心だわ。それにキャッサバ料理も根付いたし、加工工場も稼働し始めた。先ずは食料品加工が優先で作ってる。その内余裕が出来たら発酵工場も建てて、燃料加工もおこわないとな〜。



高射砲塔の武装も完成したな。備蓄も問題無く終わったな。後は相手の出方次第に対応となるが。高射砲塔の周りに空堀でも掘らせるかな?嫌がらせ程度にはなるからな。どうせなら落とし穴にしようかな。車両が落ちれば見ものだ。



うむー。帝国方面に偵察機を飛ばしておるが変化は見られないな。ここは1つ更に強行偵察をしないと動きが見えんな。一度のぶ殿に話をして見るかな。


「のぶ殿。偵察の件なんですが」


「動き無しか‥」


「はい。強行偵察を行うしかないと思われますが?」


「そうだな。街道は調べ尽くしたし、地上の先行してるライオンからの偵察も異常なしだしな」


「今の所全く敵情報がありませんからな」


「彩雲全機と早期警戒機、1機とで強行偵察を行うとするか?」


「そうしましょう。準備出来次第、偵察させます」


「解った。偵察の場所等はミヤに任せる」


強行偵察の結果だが、無事全機帰って来たが、以前爆撃した工場は稼働を再開してた。当たり前の事だが。この機数は本物か?写真をのぶ殿にも見せないとな。


「のぶ殿、偵察写真です」


「やはり修復して稼働再開か。これは戦闘機か?100機以上並べられておるが」


「本物と断定していいでしょう。下手をすると既に500機以上は保有してるかも知れませんな」


「となると、地上戦力もかなりの数を揃えておるだろうな」


「恐らく。我が軍の4〜5倍以上の戦力差になる可能性がありますな」


「そうなると2面作戦としても倍以上の戦力差か」


「そうなる可能性がありますな」


「敵は戦力回復中か‥‥」


「この戦力差ですと、こちらもかなりの被害が出ますな」


「偵察中の状況は?」


「敵の動きは無かった様子です。電探、傍受にも何も無しですな」


「無線封鎖かのぅ〜?」


「恐らくそうでしょう」


「ライオン軍の偵察隊で1番帝国寄りは何キロまで前進しとる?」


「約900km迄先行しております」


「後、約半分の距離までか」


「その地域まで出ると我が軍の負けになりますな」


「補給が追い付かん。この街でも綱渡り状態だ。暫し考える時間が欲しいのう」

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