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ある日!家族で転生しました!  作者:


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悩むわね

高射砲塔の完成も近いぞ!九六式十五糎加農改も4門揃ったな。2門は設置済み。後は、88mm高射砲も早く来ないかな〜。20mmと37mm連装砲はちょいちょい運ばれてきておる。

地下水路の方も半分位出来たかな。順調に進んでおる。人手が多いのは本当に助かるな。

ここから見える開拓地にも大分緑の田畑が増えてきたな。

ミリオタちゃんとやってるかな?揉め事だけは起こしてほしく無いの〜。



今日も森の中で鑑定しまくり!だけど新たな発見は無いわね。この辺りの森から何かを探すより領内にある有益植物を持ってきた方がいいのかしら。気候も若干違うから出来れば森の中で有益植物を探し出したいのよね。


「姫様!かなり上にあるあの実!」


「ん?遠いわね。大きい実?」


元の木はどれかしら?これだけごちゃごちゃ生えてると解りずらいわね。。。

ん?パンノキ!!実際のは初めて見た!!確か木材としても使えるし、実は完熟したのは焼き蒸して食べれて未完熟も火を通せば良いんだっけな??刺し技で増やすんだったかな?

でもこの森以外で生育するかしら??枝を何本か採ってもらって持って帰って観察するか。


領内から、小型の蒸気機関式発電機が届いたわ。ケーブル関係も送ってくれたのね。設計図もある!これならここでも作れそうね。その前に鉄を溶かす炉の増設かしら?

んーん。。領内での時を考えると。

まずは鉄の生産。その熱で泥炭の乾燥とレンガの乾燥。レンガを焼く熱でまた乾燥をさせる。それから高温水のパイプをこっちまで引く。温度を下げたく無いから地中に配管‥いや。U字レンガを焼いて地中に埋めてそこに配管をすれば熱ロスを下げられるわね。それで蓋をすれば更に。またレンガ生産か。。。まずは高温水をここ迄持ってくる事が先ね。

この流れを各長に提案してみよう。


泥炭が発見された事で、うちからのレンガ買取が無くなったから直ぐにここでも作業が出来る様になってるわね。今まではうちが焼いて、輸送してって時間掛かってたものね。前にうちに手伝いに来てた人も戻って来るからスムーズに生産出来てる!


金属加工場を見たけど‥‥うちで使っていた工作機械が‥いつの間にここに!?話を聞いたら拡張工事の時、大型の機械を入れるから使わないって話を聞きつけたらしくその時に貰ったと‥‥。これなら規模は小さいけどうちと同じ物が作れるわ〜。同じ物!?工作機械をもっと増やせれば。

確か王女様も工業化の話をしていた。国民に仕事を与えようとしているのか!?


「王女様も仕事を増やそうとしているのですか?」


「そうだ。我々はつい最近まで細々と遊牧生活が基本だったのだ。それが定住化が叶った。安心して、同じ場所に住める。しかしな定住化して、逆に時間が余る様になってしまった。それが勿論悪い事では無い。そこで田畑の開発を行ったのだ」


「それでも冬場は仕事が無くなってしまうと?」


「この国は冬場は雪深くなる。流石に雪の中は、田畑は無理だ。遊牧生活の時と同じ様に服を編み、縄を編み細々の生活は変わらん。妾は豊かな生活を望んでおるのだ」


なるほどな。のぶも王女様も考えてる方向は同じ事か。それならば!!


「王女様、砂鉄の回収を大急ぎで行いましょう。その次は、高温水の街への引き込み。この2つを重点に置きます!試作砂鉄回収機は全てフル稼働!砂鉄回収の為のレールを引き込みます。そして金属炉周りに砂鉄を別て在庫を積み上げます」


「回収機をフル稼働って。砂鉄をそんなに回収しても、使い切れなくなるぞ」


「いいえ。我が国が不足気味の兵器生産をおなってもらいます。本格稼働は次の冬が来るまで。冬の間は兵器生産を行って貰います」

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