表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ある日!家族で転生しました!  作者:


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

322/711

疲れるな

九六式十五糎加農改、1門目改造終了っと。バラしたまんま、トロッコで運び出すか。それと新品の組み立て前のやつも。改造は後2門か。2回目からはもう少し早く改造終わるかな。


北の国からまた依頼が‥‥。

今度は、風力発電機の依頼か。後は冷蔵庫、冷蔵庫か。あー。これに使う電気が必要なのか。電線も作らないとなぁ。それと列車で冷蔵庫、冷蔵庫を動かしながら運べる様にしたい。

冷蔵•冷凍列車輸送を考えてるのか。そういや前に肉の輸出をしたいって話してたな。それの事か。車両に断熱材的なのを使って‥機関車部分の発電だと足りないよな。発電専用車と燃料タンク車を組み合わせるか。これが出来れば肉が食えるな。この世界だと動物性タンパク質は超高級品!たまに食べれるのは干し肉や塩漬け肉。。。まだ魚はニジマス養殖してるから食べれるけど。肉はまだまだ。。これは1番に作らないと!



「のぶさー。ここの街に輸送車両とか持って来ないの?」


「ケッテンとかホキとかか?それならダメだぞ。軍のみだ」


「何でよ?三輪リヤカーは凄く便利だけどさ。その2種類あればかなり楽になるわよ?」


「ここの街の住人の出所不明が多過ぎる。スパイやら暗殺隊でも居たら、こちらの手の内がバレてしまうからな。それに燃料もわざわざ運んで来ておるのだ。おいそれと使う訳にはいかんだろ?」


「そう言われるとそうね」


「ここは、あくまでも占領地。敵が周りにいる可能性を忘れるな。その為軍から護衛を付けておるのだからな」


「確かに。敵地って訳ね」


「それを味方に付けようとしている最中さ。見た感じ、開拓地の奴等は問題無いと思ってはいるがな」


「それじゃあ仕方ないか」



あー。疲れた。。。毎日毎日訓練とはいえ、朝から晩まで。。。夜中も。。。カランの奴め。本国の訓練もそれなりの辛さだったが、こいつの訓練は‥‥。

しかしここの武器は恐ろしいもんばかりだ。帝国と一戦交えた奴等は、帝国も似た様な物を持っていたと話していたな。噂には聞いていだが、まさかなと思っていたが‥。実物を見てしまうと納得だな。俺らの剣やら槍なんぞ持っていても役には立たないな。

それに輸送機にも驚いたが、戦闘機やら攻撃機。空から来られたら俺らは何の役にも立たん。ここにある対空火器ってのが無ければ一方的に虐殺だ。

一部目のいい奴らは操縦士ってのに回されて訓練を始めたが確かに空で戦える奴等は必要だ。噂だと戦闘機ってのもオータが供与してくれるらしいからそれらを操縦する為なんだろな。

士官まで同じ訓練をさせるとは、ボンボン貴族では確かに無理だな。軍がクーデターを起こした訳が解ったよ。あのまま貴族が頭なら間違いなく我が国は滅ぶ。ふぅ〜。飯が美味いのは最高だ。


これが戦車というやつか。鉄の塊だな。先の戦いで鹵獲した帝国の戦車か。こんなもん相手に剣や弓で戦ってたのか?馬鹿らしい。オータが武器を供給して無かったら‥‥。

我が軍でも戦車が有れば、戦うのが有利になるのでは?と思うが。教本には、こいつの整備、修理、燃料•弾薬の補給も必要とらあったが我が軍には、無い物ばかりだな。まあその為の人的交流何だろうが。こいつを破壊する武器は手元に有る。しかし戦車も有れば絶対に有利!


「はい!教官殿!質問が有ります!」


「何だ?言ってみろ!」


「この戦車ですが、我が軍には供与される予定は有るのですか?」


「良い質問だ!残念ながら戦車の供与は無い」


「それは何故ですか有りますか?」


「オータと我が国の距離だ!航空機なら数時間で移動可能だが、地上からだと日数が掛かりすぎる」


「日数が掛かっても移動出来ますが!」


「それはそうだが考えてみろ。ここから我が国までの距離を。途中に補給拠点ごとに、燃料輸送、整備員の配置の人的数」


確かに言われるとそうだな。我が国にそんな人的数を維持する事は出来ない。飛行機ならひとっ飛び。


「教官殿!ありがとうございました!」


「うむ。貴官の考え方は間違ってはおらぬ。私も戦車が必要だと考えておるが、我が国に持ち込んでも戦車威力が発揮出来る環境では無い。今は」

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ