表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ある日!家族で転生しました!  作者:


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

312/697

実はドS?

ここが連合軍が占領した中間の街か?あの飛行機ってのを見た時は驚いたがまさか乗れるとわな。あぁ〜。気持ち悪い。。

これからオータ領へ列車ってのに乗ると言っていたが、馬車かなにかか?


何じゃこりゃ?この動いてるのは?人が動かしてるのか?これが列車?ってやつか?これに乗るのか?軍人が指揮をしてる?


「皆様、これに乗って下さい。これから出発しますので、お座り下さい。オータ領まで約12時間掛かります」


ん?国を出る前に地図を見たがあの距離だと3週間以上掛かるはずだが。12時間?聞き間違えか?


「出発〜!」


動き出したな。これが列車ってやつだな。少しずつ速度が上がって来たな。馬より速い。うわわぁぁ。。速い!


「これは、どの位の速さでてるのだ?」


「今は、100km位ですかね。更に速度が出ますのでお座り下さい」


飛行機よりは遅いのか。それでもこの速度は。。

ヴゥゥ‥‥飛行機と違う揺れ方だ‥‥気持ち悪いぃぃ。。。


「トイレをご利用な方は1番後ろの車両にあります」


怖くて動けん‥‥。。あー。景色が流れていく‥‥。。。



う〜ん。。。


「昼時間になりましたので、弁当と水筒を用意しておりますので、お召し上がり下さい」


うぅぅ‥。軍人たる者、減ってなくても食わなければならん。これも軍人の使命。。。


はっぁ。寝てたか?少しは慣れて来たのか?もう暗くなっておる。他の者も寝てたりぐったりしてるのが殆どだな。


「もう少しでオータに着きます〜。このまま我が軍の兵舎前まで行きますので、降車の準備をお願い致します〜」


暗くて周りが見えないな。王立図書館で調べたが、かなりの田舎と聞き知ったがこの列車も飛行機も何故そんな技術があるんだ?


「オータ入国入口前〜。臨時列車の為、このまま〜。このまま〜」


領内に入るのか。へ?何だ遠くに見えるあの明るさは??


「兵舎前〜。兵舎前〜」


着いたのか?


「さっさと降車しろ!直ちに整列せよ!私は、近衛臨時編成隊副隊長、カランだ!!遠い所から地獄へようこそ!これより訓練を開始する!貴様達に、今から渡す物かある。1人づつ受け取れ!」


何だこれは?背負袋?うっ。結構重いな。


「早く背負え!それから次!これは98ライフルと言う物だ!1人1丁持て!全体〜2列!右向け右!!これより夜間行軍訓練、10kmを行う!私に着いて来い!グラン教官は最後尾に!遅れた者には槍にて突き刺せ!」


「はっ!」


「前進!」


訳分からん乗り物長時間乗って、こんな重いもん背負わせて、ライフル?これも剣より重いもん持たせて歩かせる気か!


くっ。かなり速い歩きだな。カランとか言ったなあの女。まさか士官学校主席卒業の戦闘狂いのカランじゃ無いだろうな??


「如何した?速度が落ちてるぞ!」


何で騎兵科の俺が歩兵の真似事してるんだ!?くそ!!

はぁはぁはぁはぁ。。。


「諸君、ご苦労!移動行軍ここで終了する!宿舎にて、風呂、飯を用意してある!各自割り当てしてる部屋で休む様に!明日も早いぞ」


風呂?風呂があるのか。それは助かる!早いとこ入って、飯食って寝るか。。他の者もかなり参ってるな。そりゃそうだ。くそ。


「あいつ。近衛の憲兵式で見た事ある。戦闘狂いのカランだ」


やっぱりそうなのか。王を守ってるんじゃ無いのかよ。まさかここに居るとはな。。。


ふぅー。こんな立派な風呂が兵舎に有るのか。設備が凄いなぁ〜。


食堂はここか。見た事のない食べ物だな。。

美味い!何の料理か解らんが美味い。

あー。美味かった。本国でもこんな上等な物は食えんぞ。軍属が食べる物がここ迄美味いとはな。

部屋割り表か。4人部屋か。皆んなぐったりだな。無理も無いなあの戦闘狂いめ。


‥‥‥‥はっぁ!!


「敵襲!!直ちに広場に集まれ!!」


何だ敵襲!?今!?横になってうとうとしてしまった。夜中の敵襲!


「皆、集まったな。これは訓練で有る!私とした事が大変なミスをしてしまったので皆に伝える。明日の集合時間は、ここに8時。その前に食事を終わらしておく様に。以上!」


はあ?こいつワザと!!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ