硬いな〜
「ミヤ。煙幕を張りつつ、戦車砲が届く位置まで前進!あの門をぶち抜け」
「解りました。戦車隊、煙幕を張りつつ前進!門をぶち抜け!第1、第2砲兵隊は、戦車後方にて、煙幕弾の援護を!敵の反撃も予想される、パンターを前面に!ハ号は後方に!速度15km!」
「戦車隊より砲撃位置に停車。敵より銃弾を受けておりますが問題無し、砲撃を行います」
‥‥‥‥
「戦車隊より撃ち抜けず、砲撃を更に続行!」
‥‥‥‥
「戦車隊より撃ち抜けず!パンターのみ更に500m迄前進!砲撃」
‥‥‥‥
「戦車隊より駄目です!撃ち抜けず」
「戦車隊へ後退せよ!」
「第1攻撃隊へ、Ju87に250kg爆装で門を破壊せよ」
‥‥‥‥
「攻撃隊より、命中弾3発!確認を請う」
‥‥‥‥
「爆撃でも抜けんのか!?」
「参りましたな。爆撃でも150mmロケットの直接照準でも破壊できないとは‥」
「本当に硬いな‥。後は加農砲位か‥分解して輸送、組立だと更に時間が食うな」
「それならV1の水平発射で、門をぶち抜くわよ」
「ミリオタ!そんな事出来るのか?」
「見ていたけど本当に硬いのね。うちにある物で1番あたれば破壊力があるわ。まあ命中率があれだから門じゃ無い所に当たるかもだけど、擁壁を壊せば良いんでしょ?」
「やってみるか。発射台設置中は、煙幕弾とパンターが支援攻撃を!」
‥‥‥
「V1隊より発射台設置完了!直ぐに発射体制に移ります」
「さーて。どうなるかぁ〜」
「発射体制完了!3、2、1、発射!」
ボヘボヘボボボヘヘボヘボヘボボボヘヘ
相変わらず腹立つ発射音だな。。こんな近距離でV1の破壊力が見れる事になるとはな。炸薬量は1トンだったけか。1番多い量だ。
何処に当たったかまだ解らんがこの距離に居ても衝撃派がここまでくるとは!!命中した付近にいた奴もこの衝撃派では‥助からんだろ。砂埃がこんなに!?こんなもんが何処からともなく飛んできて、爆発されたら貯まったもんじゃ無いな。
「パンターより、敵門破壊確認!」
「ライオン軍に連絡!侵攻せよ!我が機甲、装甲隊は、街を包囲せよ!」
「ミヤ。上手く行きそうだな」
「はい。これで占領ですな」