ある日！家族で転生しました！

移動か

「司令！第1予備役歩兵隊、第2予備役歩兵隊、第1民間隊への引継ぎ完了しました」

「残りの第1機甲隊、第2機甲隊、第1装甲歩兵隊、第2装甲歩兵隊、臨時第1装甲歩兵隊、機動警備隊、第1砲兵隊、第2砲兵隊、第1ロケット隊、第2ロケット隊、移動準備完了です」

「のぶ殿！移動準備完了です！目標は？」

「350km地点に向けて、前進！途中ラーライ軍と合流する！北の国軍は、要塞付近に移動！我が軍の初の遠征だ！のんびりと行くぞ。第2航空隊、第1攻撃隊は350に先制空襲を行え！」

さてさて、やっとこちらからの攻撃に移れる。トロッコ列車設置隊にも指示し350に向けて設置工事開始だ。ミリオタのV1隊、要塞に移動中だ。

「偵察機からの連絡は密にせよ！」

妾の軍にも移動要請か。外が動いた様だな。V1隊を護衛しつつ、要塞へ経由で350へ移動か。要塞へ行くのは初めてだな。V1隊とは？

「お待たせ致しました！」

「姫がわざわざ、御見送りとは」

「いえ。V1隊と私が移動します」

「直接、この隊を指揮するのですか？」

「勿論！そうですよ」

「姫が自ら指揮をしなくても‥」

「あら、おかしな事言いますね！どこかの女王は操縦桿を握り空を飛び、軍を指揮しておりますが？」

「あはは！確かにな！では指揮官殿参りますか！」

「ミヤ司令。偵察機30km以内、先方偵察隊共に敵兵なし」

「順調に進めそうですな、のぶ殿」

「その様だな。こちらは不慣れな長距離行軍だ。無理せずに進みぞ」

「大破した戦車ですな。40両近く有りますな。装甲車も。要塞へ連絡！回収隊の派遣を」

「司令！潜入隊より、敵中間の街方向へ後退中との事」

「やはり敗走したのか？そのまま任務継続へと」