表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
262/558

砲撃?か?

損傷が少ないマチルダを修理してこれを使うと。外見はいじれんが内部は無線機搭載にRPGを積ませた。タイミングを見てこれでツケさせる。


「見張り小屋からの連絡です。敵装甲車らしき物発見!距離約5km。1両です」


「解った!周囲索敵を厳に」


「もう時期始まりそうだな」


「そうですな。敵もこれで3度目。何か策を考えてるに違いありませんな」



「夜になって更に、風が強くなってきたな」


「また、夜戦ですかね」


「可能性は、高いな。この風だとこっちの照明弾は意味をなさないからな」


「交代で索敵させてはおりますが、視界が段々と悪くなっていくばかりですな」


「そうだな。これでは音も聞こえん」


「全くですな」


うーん。今夜辺りが怪しいと思っておったが、何も起こらんな。もう時期日も明ける。暗いよりはマシになるが。それとも気にし過ぎたか‥?それはそれで良いけどな。


「もう少しで日が明けますな〜」


「何事も無く明けたか。風は更に強くか」


‥ボウフン‥


「ん?何の音だ?」


‥ボウフン‥ボウフン‥ボウフン‥ボウフン


「弾着?か?」


「弾着!らしき音!」


「総員!警戒しろ!」


「来たか?」


「予備砲撃でしょうか??」


「弾着地点もよくわからんな!」


ボウフン‥ボウフン‥ボウフン‥ボウフンボウフンボウフンボウフン


「本攻撃だな!野砲で様子見か!」


「弾着近づいてきます!」


「当たりを探っているな!こっちからまだ砲撃するなよ!」


「えぇーい。本格的に撃ち込んできておるな」


「ええ。3回目ですから、教科書通りに進んでおりますな」


「砲撃が終わったら、侵攻だな!」


「はい。砲撃が終わり、10分後にこちらから50mm野砲、最大距離で撃ち返します!」


「よーし!砲撃が終わったぞ。各員、来るぞ!」


「50mm野砲隊に連絡!10分後に一斉射撃!150mmロケット隊の奇数番も同時に射撃!」


「しかし砂吹きが酷すぎるな!」


「規模も効果も確認出来ませんが、反撃をします」


「ここの指揮は任せるぞ!全くこちらの弾着が見えんなぁ〜」


「50mm野砲は、砲撃を続けろー!次!ロケット隊偶数番撃て!頂上、加農砲隊に連絡!Aー12地点に砲撃!」


「ミヤ!感で撃つのか?」


「やむ得ないですが、少しずつずらして撃ちます」


「先端部より、黒い影が近い来ますので、対戦車砲で攻撃します」


「撃て!!要塞全体へ、近づいてくる物が有ったら、随時対戦車砲、MG発砲せよ!外にいる物は全て敵だ!」


「これは酷い戦いだな!」


「Sマイン、地雷は殆ど役に立たって無いですな。チェコの針鼠に多少は引っ掛かって、くれれば有難いですが‥」


「炎?」


「テケ隊より、我歩兵に攻撃す」


「八九式重擲弾筒も援護しろ!!九八式臼砲隊!発射しろ!直ぐに次弾用意!」

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ