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これが赤とんぼか。シュトルヒより確かに運動性、機動性は高いな。MG機銃も正面にか。爆弾も装備可能。こんなのが空から来たら流石に防ぐには骨が折れるな。対空火器を供与して貰っておるがこの飛行機とは凄いな。
ここの軍の奴らは更に高性能96を装備しておる。説明を聞いたら、確かにこの赤とんぼだと防御が殆どないからな。シュトルヒよりは断然、これの方が戦闘向きだ。妾の軍の奴等にも操作を教え始め、操縦士が増えればかなりの戦力になるな。
赤とんぼの供与も願い出でみるか。いや、それもひとつの手だが、妾の国でも飛行機を製造出来ないか?弾薬、パンツァーファーストも少量ながら製造が出来る様になったんだから。妾の国に足りない物は、恐らくここの奴等がたまに話してる工業化。帝国も既に行っておる。そこだな。
そこに到達するには、資源と燃料が最低必要か。ここの図書館で読み漁ったが、まずは鉱物資源だな。火山帯にはそれなりにある可能性と書いてあったな。先日見つけた火山帯跡地に妾の国から人を出して、探らせるか。
それと燃料か。ここもそうだが根菜類から妾の国でも製造しておる。しかしより高い熱を出せる石炭とやらだな。
よし。ここで暇を持て余してる連中から人員を出して、火山帯を調べさせるか。ここからの出発の方が近いしな。妾のシュトルヒも有るから増槽を付ければ往復は問題無いな。燃料は拝借しよう。
技術者も連れて来ておいて良かったわ。工場等をさせておるからな。あと他には‥‥
グランからの戦闘報告書を見たが、私達が歯が立たなかった訳だ。余りにも違いすぎる。帝国は、我々ムカンに対しても本気を出していなかったのか。。それなのに我が軍は崩壊仕掛けておる。ここからの武器供与が無かったらとっくに滅んでいた。自分の中にまさかそんな筈は‥と思っていた。
本国に人を送り続けておるが未だ返事が無い。のぶ殿の話だと、帝国の目はここに向かったと話てはおったが。。どうなっておるのか‥‥
ここと帝国が再度交戦したな。帝国の飛行機の攻撃は怖かったな。あんなのが攻撃してくるとはな。。状況から判断すると、帝国はあの兵器を手に入れて、大陸に侵攻してるのは間違いない。我が国は中立の立場をとっておるが、帝国からの支援もかなり前から無くなっておった。ここからの支援で国土も取り返し終わった。更には、資材迄もここからの供給。
我が国もそろそろ己の立場をハッキリさせないと、発言力を失う。北の国も明らかにここよりだ。人材の交流から輸出迄、力を入れている。ここの街を見れば確かに魅力的だ‥‥